特許
J-GLOBAL ID:200903092519774566

PLL回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-013520
公開番号(公開出願番号):特開平5-206844
出願日: 1992年01月29日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 PLL回路のキャプチャレンジを拡大する。【構成】 PLL回路に新たに周波数判定手段102 と制御信号生成部103 を設け、周波数判定手段102 は電圧制御発振回路106 の出力をタイムベースとしたクロック129 で、データ列信号100 の反転周期を計数することによって電圧制御発振回路106 の発振周波数が所定範囲内にあるか否かを判定し、所定範囲外の場合には制御信号生成部103 が選択出力する周波数判定手段102 の出力信号でチャージ・ポンプ104 を駆動し、所定範囲内の場合には制御信号生成部103 が選択出力する位相比較器101 の出力信号でチャージ・ポンプ104 を駆動する。これにより、PLL回路のキャプチャレンジ(周波数引き込み範囲)外では周波数判定手段102 で周波数引き込み動作を行い、キャプチャレンジ内に引き込んだら位相比較器101 で引き込み動作を行うので、実質的なキャプチャレンジを拡大できる。
請求項(抜粋):
クロックが重畳されたデータ列信号から復調クロックを得るために、復調クロックのN倍の周波数のクロックを発生する電圧制御発振回路と、復調クロックを可変入力とし、データ列信号を基準入力として両者の位相を比較し、位相差に応じた信号を出力する位相比較器と、前記電圧制御発振回路に制御電圧を印可するための電荷をチャージあるいはディスチャージするチャージ・ポンプと、前記チャージ・ポンプの動作による電圧変化を平滑化し、前記電圧制御発振回路に制御電圧を引加するローパス・フィルタとから構成されるPLL回路において、前記電圧制御発振回路の出力をタイムベースとしたクロックと、データ列信号とを比較し、電圧制御発振回路の発振周波数が所定範囲内であるかどうかを判定する周波数判定手段を設け、前記位相比較器の出力とチャージ・ポンプの入力との間に設けられ、前記位相比較器の出力信号と前記周波数判定手段の出力信号とに基づいて、チャージ・ポンプの制御信号を生成する制御信号生成手段とを設け、前記制御信号生成手段は、前記周波数判定手段によって電圧制御発振回路の発振周波数が所定範囲内であると判定された場合は、前記位相比較器の出力信号をチャージ・ポンプの制御信号として選択出力し、前記周波数判定手段によって電圧制御発振回路の発振周波数が所定範囲外であると判定された場合は、前記周波数判定手段の出力信号をチャージ・ポンプの制御信号として選択出力するPLL回路。
IPC (2件):
H03L 7/087 ,  H04L 7/033
FI (2件):
H03L 7/08 P ,  H04L 7/02 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-230619
  • 特開平1-137502
  • 特開平4-215338

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