特許
J-GLOBAL ID:200903092522253097

電子財布システムの鍵管理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-278831
公開番号(公開出願番号):特開平5-094458
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、銀行センタ,現金自動支払い装置,ICカード及び店舗取引端末で構成される電子財布システムを正しく運用するための認証手段に必要な鍵管理方式に関し、銀行鍵を個人毎にユニークにし、更にこれを時間可変な鍵とすることによって、高い安全性を確保できるようにすることを目的とする。【構成】 電子財布システムの鍵管理方式において、ICカード2内のメモリ2-5に、暗号化セッション鍵を複数種類記憶しておき、ICカード2が店舗取引端末3側から第2の暗号化パラメータを受け取る際に、メモリ2-5のアドレス情報を有する通番情報を受け取り、この通番情報に対応するメモリ2-5のアドレスをアクセスして、対応するアドレスに記憶された暗号化セッション鍵を出力して、第2レジスタ2-4の値でこの出力を復号し、目的の認証用の鍵を得るように構成する。
請求項(抜粋):
銀行センタ(4),現金自動支払い装置(4A),ICカード(2)及び店舗取引端末(3)から構成され、該銀行センタ(4)で、マスタ鍵を用いて該銀行センタ(4)が生成する第1のパラメータを暗号化し、該銀行センタ(4)より現金自動支払い装置(4A)を経由してユーザの該ICカード(2)へ配送すると、ユーザは該現金自動支払い装置(4A)より配送された暗号化パラメータを該ICカード(2)に取り込み、該ICカード(2)内のマスタ鍵で復号し、銀行発行の第1のパラメータを得、更にこのパラメータとユーザが管理するパスワードとを、該ICカード(2)内で加算し、この結果を第1のレジスタ(2-3)に書き込んで、その後、ユーザが商店で買物を行ない、該店舗取引端末(3)で買物金額を支払う際に、該ICカード(2)を該店舗取引端末(3)のカードリーダへ挿入すると、該店舗取引端末(3)側で予め銀行センタマスタ鍵で暗号化した第2のパラメータを該ICカード(2)に対して送り、該ICカード(2)において受信した第2の暗号化パラメータを内蔵のマスタ鍵で復号し、得られた該第2のパラメータを該第1のレジスタ(2-3)の値に対して加算し、その結果を該第2のレジスタ(2-4)に格納して、該ICカード(2)内のメモリ(2-5)に記憶された暗号化セッション鍵を用いて、該第2レジスタ(2-4)の値で復号し、目的の認証用の鍵を得るようにした電子財布システムの鍵管理方式において、該ICカード(2)内の該メモリ(2-5)に、該暗号化セッション鍵を複数種類記憶しておき、該ICカード(2)が該店舗取引端末(3)側から該第2の暗号化パラメータを受け取る際に、該メモリ(2-5)のアドレス情報を有する通番情報を受け取り、この通番情報に対応する該メモリ(2-5)のアドレスをアクセスして、対応するアドレスに記憶された該暗号化セッション鍵を出力して、該第2レジスタ(2-4)の値でこの出力を復号し、目的の認証用の鍵を得ることを特徴とする、電子財布システムの鍵管理方式。
IPC (7件):
G06F 15/21 340 ,  G06K 17/00 ,  G07D 9/00 436 ,  G07D 9/00 461 ,  G07F 7/12 ,  G07G 1/14 ,  H04L 9/28
FI (2件):
G07F 7/08 B ,  H04L 9/02 A

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