特許
J-GLOBAL ID:200903092524013484

雑音低減装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-552378
公開番号(公開出願番号):特表2003-520469
出願日: 2001年01月12日
公開日(公表日): 2003年07月02日
要約:
【要約】マルチバンド・フィルタ・アーキテクチャ、雑音及び信号パワー検出、雑音低減のための利得関数を含む、マルチバンドスペクトル減算方式を提案する。一実施形態においては、雑音低減のための利得関数は、SN比(「SNR」)と雑音との関数として所定量の利得を形成する利得スケール関数及び最大減衰関数から成る。一実施形態においては、利得スケール関数は、3セグメントの区分的線形関数であり、利得スケール関数の3つの区分的線形部分は、最大雑音低減のために第1のニーポイントまでの最大の展開を形成する第1の部分、より少ない雑音低減のために第2のニーポイントまでのより少ない展開を形成する第2の部分、及び、歪みを最小にするために、高いSNRを有する入力信号に対して最小の展開を形成するか又は展開しない第3の部分を含む。本発明の実施形態によれば、最大減衰関数は、定数であるか、又は、推定雑音エンベロープに等しいかのいずれかが可能である。開示される雑音低減技術は、補聴器、拡声装置、遠隔会議システム、音声制御システム、又は、拡声器付き電話などの様々な音声通信システムに応用することができる。補聴器用途に使用される時は、本発明の態様に従う雑音低減利得関数は、補聴器の処理に固有の難聴補償利得関数と組み合わされる。
請求項(抜粋):
デジタル化された可聴周波信号を、解析フィルタを通して、各々が前記デジタル化された可聴周波信号を所定の周波数帯域内で処理する複数の処理帯域に分離する段階と、 所定量の利得をSN比の関数として与える利得スケール関数と所定の最大減衰を与える最大減衰関数とを含む雑音低減のための利得関数を前記処理帯域の各々に適用する段階と、 乗算回路において前記利得関数の各々の出力を前記利得関数の各々の入力と結合させる段階と、 処理されたデジタル化音声サンプルのストリームを生成するために、合成フィルタにおいて前記乗算回路の出力を結合させる段階と、 を含むことを特徴とする、音声処理用途において雑音を低減する方法。
IPC (2件):
H04R 25/00 ,  H04R 3/00 320
FI (2件):
H04R 25/00 K ,  H04R 3/00 320
Fターム (1件):
5D020BB07

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