特許
J-GLOBAL ID:200903092526713998
電気湯沸かし器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
粟野 重孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-091294
公開番号(公開出願番号):特開平5-285044
出願日: 1992年04月13日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 湯沸かし用主ヒータと保温用補助ヒータのふたつの加熱手段を有する電気湯沸かし器において、容器内に水がないまま加熱を開始した場合でも容器の温度上昇を小さくし容器および感温素子部の熱変形や変色を抑えることができるようにする。【構成】 温度検知手段4と、温度変化率演算手段5と、温度変化率比較手段6と、湯沸かしを開始してからの所定の時間の計時を行う計時手段8と、加熱手段の制御を行う加熱制御手段7を持ち、湯沸かしを開始してから所定の時間は加熱電力の小さい第2の加熱手段3に通電しまたは第1の加熱手段2を所定のデューティ比で通電し、この間に水の温度変化率が所定の温度変化率よりも大きい場合には加熱手段への通電を停止して容器の温度上昇を低く抑え、容器や感温素子部の熱変形や変色を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
水を収容する容器と、前記容器内に収容された水を加熱する第1の加熱手段と、前記第1の加熱手段よりも加熱電力の小さい第2の加熱手段と、前記第1の加熱手段および第2の加熱手段の制御を行う加熱制御手段と、前記容器内に収容された水の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段の出力により前記容器内に収容された水の温度の変化率を演算する温度変化率演算手段と、前記温度変化率演算手段の出力を入力とし収容した水の温度変化率と所定の温度変化率との比較を行う温度変化率比較手段と、湯沸かしを開始してから所定の時間の計時を行う計時手段とを備え、前記加熱制御手段は、前記計時手段により湯沸かし開始から所定の時間が計時されている間は第2の加熱手段のみを通電し、その間に水の温度変化率が所定の温度変化率よりも大きくなれば第2の加熱手段への通電を停止し、水の温度変化率が所定の温度変化率よりも小さければ所定の時間経過後は第1の加熱手段に、または第1の加熱手段および第2の加熱手段の両方に通電する電気湯沸かし器。
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