特許
J-GLOBAL ID:200903092531877842

支持体の製造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-359615
公開番号(公開出願番号):特開2000-254981
出願日: 1999年11月12日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】【課題】 予め閉じられた金型内に材料を強制供給することにより、支持体の設計者が望む補強ワイヤの位置が完全に得られる支持体を製造することにある。【解決手段】 本発明は、閉じられた成形キャビティ内面への加圧強制供給すなわち射出成形またはトランスファ成形と、幾つかの部片からなる内側コアとを組み合わせる一方、射出成形またはトランスファ成形が使用されるときには一般に単一部片のコアを使用することを提案する。例えば、内側コア2と、下方プラテン3と、上方プラテン4と、厳密な意味でのベアリング支持面を成形するセグメント5とからなる金型が、射出成形と組み合わせて使用される。使用される成形機は、プラテンホルダ7および上方プラテン4の相対前後移動を伝達できる機構を有している。
請求項(抜粋):
車両リムに取り付けられる支持体の製造方法において、支持体が、回転軸線と、リムの回りに取り付けられるように設計された実質的に円筒状の半径方向内面により形成されたベースと、重量を支持するように設計されたクラウンと、ベースとクラウンとを連結する本体とを有し、前記ベースは実質的に非伸長性の周方向補強体を備え、前記クラウンの半径方向外面は円筒状とは異なる形状を有し、前記本体は、少なくとも一方の側で支持体から延びている複数の軸線方向凹部を備え、前記製造方法が、回転軸線に一致する軸線をもつ金型を使用し、該金型が、前記半径方向内面の成形を行う内側コアと、クラウン成形リングとを有し、該リングが、互いに半径方向に分離可能な少なくとも2つの部品からなり、該部品はクラウンの前記半径方向外面を成形でき、前記本体および凹部を横方向に成形する複数のフィンガを備えた少なくとも1つのシェルを更に有し、前記コア、リングおよびシェルは、協働して、支持体を成形するための閉鎖キャビティを少なくとも部分的に形成し、前記コアは、少なくとも2つの部品を備え、かつ該部品が前記半径方向内面を成形する周方向に連続的な成形面を形成する成形形状をとることができ、成形面は、支持体の内径に実質的に等しい基準直径Φにより定められ、前記コアはまた、成形形状とは異なる金型引抜き形状をとることができ、該金型引抜き形状は、数値πと基準直径Φとの積より小さい、前記成形面の回りのカバー長さEにより定められ、前記製造方法は、前記周方向補強体を含むリングを予製造する段階と、前記コアの金型引抜き形状を確立する段階と、コア上に前記リングを取り付ける段階と、コアの成形形状を確立する段階と、金型を閉じ、次に、最終状態で弾性を有する射出可能材料を金型内に強制供給する段階と、軸線方向フィンガを備えたシェルを、部品すなわち成形リングおよびコアのうちの少なくとも一方に対して、少なくとも部分的に軸線方向に分離する段階と、次に、コアの金型引抜き形状を確立しかつクラウン成形リングから前記部品を半径方向に分離する段階と、支持体を解放する段階とを有することを特徴とする支持体の製造方法。
IPC (3件):
B29D 30/06 ,  B60B 21/00 ,  B60C 17/04
FI (3件):
B29D 30/06 ,  B60B 21/00 Z ,  B60C 17/04 Z
Fターム (9件):
4F212AA45 ,  4F212AH20 ,  4F212VA02 ,  4F212VC08 ,  4F212VD07 ,  4F212VD19 ,  4F212VL13 ,  4F212VL31 ,  4F212VP37

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