特許

J-GLOBAL ID：200903092531955053

ゲラニルゲラニオ-ルの製造方法

発明者： 森 俊樹 ,  佐藤 純子 ,  福本 隆司 ,  中尾 公三 ,  玉井 洋進
出願人/特許権者： 株式会社クラレ
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-298857
公開番号（公開出願番号）：特開平8-133999
出願日： 1994年11月08日
公開日（公表日）： 1996年05月28日
要約：

【要約】【構成】 式(1)【化1】で表される1種又は2種以上の二重結合がシス体であるエステル体の1種以上と、式(2)【化2】で表されるエステル体との混合物から、晶析により式(2)で表されるエステル体を選択的に得た後、これを加水分解して3,7,11,15-テトラメチルヘキサデカー2E,6E,10E,14-テトラエノール(ゲラニルゲラニオール)を製造する方法。【効果】 医薬品であるビタミンK2やトコトリエノールの製造原料であるという点で工業的に利用価値の高い二重結合がすべてトランス体であるゲラニルゲラニオールを容易に製造することが可能となった。

請求項（抜粋）：

式(1)【化1】(式中、Rは置換基を有していても良い芳香族基又は炭素数が7以上の高級脂肪族基を表し、波線は二重結合の立体が規制されていないことを表す)で表される1種又は2種以上の二重結合がシス体であるエステル体の1種以上と、式(2)【化2】(式中、Rは前記定義のとおりである)で表されるエステル体との混合物から、晶析により式(2)で表されるエステル体を選択的に得、次いで該エステル体を加水分解することを特徴とする3,7,11,15-テトラメチルヘキサデカー2E,6E,10E,14-テトラエノールの製造方法。

IPC (2件)：

C07C 33/02 ,  C07C 27/02