特許
J-GLOBAL ID:200903092542519280

ネックレス等の留め具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 卓夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-091314
公開番号(公開出願番号):特開平8-256810
出願日: 1995年03月24日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 雄部材と雌部材とからなるネックレス等の留め具において、着脱操作の簡単容易化をはかり、確実に留まったことを音で確認できるようにする。【構成】 バネ本体部41とバネ作用部とからなる挿込みバネ部4をもった雄部材2のバネ作用部42に、雌部材6の中空部8の開口側端縁に形成した係止突部9に係合する係合凹部43を設け、挿込みバネ部4を雌部材6の中空部8に挿込むだけで、バネ作用部42のバネ作用にて係合凹部43が係止突部9に係合して確実に留まり、押しボタン51を押すことで係合凹部43と係止突部9との係合がはずれ雄部材2を容易に抜き取ることができるようにした。又、係合凹部43が係止突部9に係合するとき、バネ作用部42の外周部の一部に形成した当接部42aが中空部8の内周面に面として当って音を発し、その音が中空部8内で共鳴して増幅され、その音で確実に留まったことを確認できるようにした。
請求項(抜粋):
雌部材と雄部材とからなるネックレス等の留め具であって、雌部材は、一端部が開口した中空部を有するほぼ筒形状をなし、該中空部の開口周縁に内側に向けて突出する係止突部が突出形成されており、雄部材は、ボディ部と上記雌部材の中空部に挿込まれる挿込みバネ部と押しボタン部とからなり、該挿込みバネ部は上記ボディ部の端面から延びるバネ本体部と該バネ本体部の先端部から上記ボディ部の端面に向けてバネ本体部にほぼ沿って延び該バネ本体部との隙間を広げる方向のバネ力を有するバネ作用部とにて構成され、該バネ作用部のボディ部端面側の端部近傍には上記雌部材の係止突部に係合する係合凹部が形成され、該バネ作用部のボディ部端面側の端部には、ボディ部の外側から押圧操作できる押しボタン部が連接され、雄部材の挿込みバネ部を雌部材の中空部内に挿込むことにより、バネ作用部のバネ作用にて該バネ作用部の係合凹部が雌部材の係止突部に係合してネックレス等の両端部が連結され、押しボタン部を押圧することにより、上記係合凹部と係止突部との係合が脱れ、雄部材を雌部材から抜き取ることができるようにしたことを特徴とするネックレス等の留め具。

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