特許
J-GLOBAL ID:200903092543168367

アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-324211
公開番号(公開出願番号):特開平5-156382
出願日: 1991年12月09日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 負極に水素吸蔵合金を用いる電池の充放電サイクル寿命特性を向上させるために、この水素吸蔵合金の耐食性、耐酸化性を向上させる水素吸蔵合金の製造法を提供する。【構成】 一般式【外1】(Mは、Al,Fe,Cu,Crのいずれかである)で表わされる水素吸蔵合金を、その溶湯から凝固までの冷却過程において冷却速度を1000°C/秒以上として急冷凝固するものである。この製造法によれば結晶構造が緻密でCo,Mn,Znなどの偏析のほとんどない合金が得られ、電池の充放電サイクルにともなう合金中のCo,Mn,Znなどのアルカリ電解液中への溶出および正極から発生する酸素ガスによる合金表面の酸化を抑制できる。これによって、電池の充放電サイクル寿命特性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
金属酸化物を活物質とする正極と、一般式【外1】で表わされる水素吸蔵合金を主たる構成材料とする負極と、セパレータと、アルカリ電解液からなるアルカリ蓄電池の負極用水素吸蔵合金の製造法で、前記水素吸蔵合金を溶湯状態から凝固までの冷却速度を1000°C/秒以上として急冷凝固するアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金の製造法。ただし、前記一般式中、Mmはミッシュメタルであり、MはAl,Fe,CuおよびCrのうちのいずれかであり、各元素は原子数においてx≦1.0、y≦0.6,z≦0.3およびα≦0.5である。
IPC (5件):
C22C 1/00 ,  C22C 1/02 ,  C22C 19/00 ,  H01M 4/26 ,  H01M 4/38
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-291363
  • 特開平2-301531
  • 特開昭63-164161
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