特許
J-GLOBAL ID:200903092547643833

自動車のボンネット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-130684
公開番号(公開出願番号):特開平11-321714
出願日: 1998年05月13日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】ボンネット本来の剛性を維持しつつ障害物への衝撃を十分に緩和することのできる自動車用のボンネットを提供する。【解決手段】 アウタパネル21にインナフレーム22を一体化した自動車のボンネット20において、インナフレーム21に取付けた補強板25を前斜板33と天板47と後斜板43とで富士山形状に折曲げ、且天板47にスリット48を入れることで、前天板34と後天板44に分割し、これらの前天板34、後天板44にそれぞれの縁を補強する縁補強材35,45を取付けた。【効果】 アウタパネル側からストライカの取付部の近傍に障害物が当った場合に、アウタパネルが変形し、前天板及び後天板にそれぞれ設けた縁補強材の全体でアウタパネルを受け、障害物のエネルギを初期的に吸収し、次に、前斜板及び後斜板が撓み障害物のエネルギを2次的に吸収するので、障害物の損傷を効果的に抑えることができる。
請求項(抜粋):
インナフレームの一端にストライカを取付け、このストライカの取付部を補強する補強板をインナフレームに上から被せ、この補強板を含むインナフレームに所定の間隔を保ってアウタパネルを被せ、周縁部を折曲げてアウタパネルにインナフレームを一体化した自動車のボンネットにおいて、前記補強板は、前斜板と天板と後斜板とで山形に折曲げ、且つ天板にスリットを入れることで、前天板と後天板に分割し、これらの前天板、後天板にそれぞれの縁を補強する縁補強材を取付けたことを特徴とする自動車のボンネット。

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