特許
J-GLOBAL ID:200903092549227551

スタータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-352030
公開番号(公開出願番号):特開2003-148307
出願日: 2001年11月16日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】【課題】 可動接点15及び固定接点20の偏摩耗を防止して接点寿命の低下を抑制すること。【解決手段】 ピニオン移動体の回転を規制する際に規制プレート11の凹部11aに係合する規制部材12と、スタータモータの通電回路を開閉する可動接点21とが、それぞれ第1可動体15と第2可動体とに設けられ、その第1可動体15と第2可動体が共に共通の駆動用モータ3によって駆動される。この構成によれば、規制部材12によりピニオン移動体の回転が規制されている時に、出力軸2が回転して第1可動体15が傾いても第2可動体が傾くことはない。従って、第2可動体が駆動用モータ3に駆動されて可動接点21が固定接点20に当接する際に、可動接点21が傾くことはなく、正常な姿勢で固定接点20に当接できるので、可動接点21及び固定接点20の偏摩耗を防止でき、接点寿命の低下を抑制できる。
請求項(抜粋):
エンジンを始動するための回転力を発生するモータと、このモータに駆動されて回転する出力軸と、エンジン始動時にリングギヤに噛み合うピニオンギヤを有し、前記出力軸上を軸方向に移動可能に設けられたピニオン移動体と、前記出力軸が回転を開始する前に前記ピニオン移動体に係合して前記ピニオン移動体の回転を規制するための規制部材を有し、この規制部材と一体に可動する第1可動体と、前記規制部材により前記ピニオン移動体が回転規制された状態で、前記出力軸の回転を受けて前記ピニオン移動体を軸前方へ押し出すスラスト力を発生するヘリカルスプライン機構と、前記モータの通電回路に設けられた固定接点に対向する可動接点を有し、この可動接点と一体に可動する第2可動体と、前記第1可動体と前記第2可動体とを駆動する駆動用モータとを備えることを特徴とするスタータ。
IPC (3件):
F02N 11/00 ,  F02N 15/06 ,  H02K 7/10
FI (3件):
F02N 11/00 R ,  F02N 15/06 J ,  H02K 7/10 E
Fターム (6件):
5H607BB01 ,  5H607BB04 ,  5H607BB14 ,  5H607BB26 ,  5H607CC05 ,  5H607FF02

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