特許
J-GLOBAL ID:200903092554319782

有機薄膜エレクトロルミネッセンス素子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-333517
公開番号(公開出願番号):特開平5-163488
出願日: 1991年12月17日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 発光強度が強くかつ高耐久性の実用レベルのエレクトロルミネッセンス素子の提供。【構成】 一対の対向電極とこれらによって挟持された一層または複数層の有機化合物層から構成されているエレクトロルミネッセンス素子において、特定の多環キノン化合物を含有する層と特定のスチリル化合物を含有する層を夫々少なくとも一層設けた有機薄膜エレクトロルミネッセンス素子。
請求項(抜粋):
一対の対向電極とこれらによって挟持された複数の有機化合物層から構成されているエレクトロルミネッセンス素子において、下記一般式〔I〕で表わされる有機化合物を含有する層と、下記一般式〔II〕で表されるスチリル化合物を含有する層を、それぞれ少なくとも一層以上ずつ設けたことを特徴とする有機薄膜エレクトロルミネッセンス素子。【化1】〔一般式〔I〕の残基Zの(Z1)〜(Z4)中、R1〜R11はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、置換若しくは無置換の続記5つの基;アルキル基、不飽和鎖式炭化水素から誘導された1価の基、複素環式基、アリール基、窒素2原子以上を含む基、又はスチリル基、アニシル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルボキシル基、アシル基、アリールオキシル基、アラルキル基、アシルアミノ基、アシルオキシル基、水酸基、シアノ基、ニトロ基、スルホ基、スルホニウム基を表し、R1とR2、R2とR3、R3とR4、R6とR7、R7とR8、R8とR9、R9とR10、R10とR11は互いに結合して置換若しくは無置換の飽和または不飽和の環構造を形成していてもよい。また上記式(Z5)中Xは、置換若しくは無置換の複素環を表す。〕【化2】〔上記一般式〔II〕中、R12及びR13は、それぞれ独立に、水素原子、置換若しくは無置換の続記4つの基;アルキル基、複素環基、アリール基、不飽和鎖式炭化水素から誘導された1価の基を表し、R12とR13は互いに結合して置換若しくは無置換の飽和または不飽和の環構造を形成していてもよい。R14は、置換若しくは無置換の続記3つの基;アルキル基、アリール基、アルコキシ基又は-{p(C6H4)}-CH=C{(-R12)(-R13)}を表し、R12及びR13は前記と同義である。R15は、水素原子、置換若しくは無置換の続記3つの基;アルキル基、アリール基、アルコキシ基を表す。〕
IPC (3件):
C09K 11/06 ,  C09K 11/00 ,  H05B 33/14

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