特許
J-GLOBAL ID:200903092555847065
クラッチ用摩擦ライナー
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
竹沢 荘一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-193660
公開番号(公開出願番号):特開平10-068458
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 トルクコンバータのクラッチにおいて、オイルの損失を改善するとともに、クラッチによるすべり損失を減少させる。すなわち、本発明の目的は、滑り状態におけるクラッチの性能を向上させるべく、改良された摩擦ライナーを提供することにある。【解決手段】 トルクコンバータは、クラッチを結合させるための環状の摩擦ライナー38を反力表面に有するクラッチを備えている。この摩擦ライナー38は、摩擦面と外周縁51と、内周縁62を有する環状をなし、摩擦面には、摩擦ライナー38と反力表面40の間に液体が流れるようにする網状の溝を備えている。本発明によれば、網状の溝54、56、58、60は、摩擦ライナーの外周縁51においては、放射方向に開口していない。
請求項(抜粋):
反力表面(40)に抗して軸線方向に係合しうるようになっている環状の摩擦面(50)を有し、その摩擦面(50)には、摩擦ライナー(38)と反力表面(40)との間に液体が流れるように網状の溝が設けられているトルクコンバータのクラッチ用摩擦ライナーにおいて、前記網状の溝は、円周方向に離して設けた放射状の連通溝(58)と互いに連通する同心環状の溝(54)(56)を備え、放射状の連通溝(60)が、第1に、内側の環状の溝(54)と、第2に、摩擦ライナー(38)の内側縁(62)とを連通させ、2つの環状の溝(54)(56)の間に形成された放射状の連通溝(58)は、内側の環状の溝(54)と内側縁(62)との間に形成された放射状の連通溝(60)に対してオフセットしており、かつこの放射状の連通溝(58)は、摩擦ライナー(38)の外周縁(51)においては、放射方向に開口していないことを特徴とするクラッチ用摩擦ライナー。
引用特許:
審査官引用 (10件)
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クラッチプレート
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-332910
出願人:ボーグ-ワーナー・オートモーティブ・トランスミッション・アンド・エンジン・コンポーネンツ・コーポレーション
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摩擦リング
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-007459
出願人:ルークゲトリーベ-ジステーメゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
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特開昭61-021425
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特開昭64-055431
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ロックアップ機構付流体継手
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-001638
出願人:日産自動車株式会社
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特開昭61-031723
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クラッチフェーシング
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-146805
出願人:アイシン化工株式会社, トヨタ自動車株式会社, 豊田紡織株式会社
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特開昭61-021425
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特開昭64-055431
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特開昭61-031723
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