特許
J-GLOBAL ID:200903092557282286

α-オレフィン重合用触媒ならびにα-オレフィン重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-059585
公開番号(公開出願番号):特開平10-251324
出願日: 1997年03月13日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】触媒残渣および無定形重合体の除去が不必要となる程十分高い触媒活性と立体規則性を有するα-オレフィン重合用触媒ならびに微粉が少なく粉体性状が良好な高立体規則性α-オレフィン重合体の製造方法を提供。【解決手段】(A)Si-O結合を有する有機ケイ素化合物およびエステル化合物の存在下、一般式Ti(OR<SP>1 </SP>)<SB>a </SB>X<SB>4-a </SB>(R<SP>1 </SP>はC<SB>1〜20</SB>の炭化水素基、Xはハロゲン原子、0<a≦4)で表されるチタン化合物を有機マグネシウム化合物で還元して得られる固体生成物を、エーテル化合物、四塩化チタン及び有機酸ハライド化合物の混合物で処理したのち、エーテル化合物と四塩化チタンとの混合物もしくは、エーテル化合物と四塩化チタンとエステル化合物との混合物で処理し得られる3価のチタン化合物含有固体触媒成分、(B)有機アルミニウム化合物、(C)電子供与性化合物を触媒成分として用いる。
請求項(抜粋):
(A)Si-O結合を有する有機ケイ素化合物およびエステル化合物の存在下、一般式Ti(OR<SP>1 </SP>)<SB>a </SB>X<SB>4-a </SB>(R<SP>1 </SP>は炭素数が1〜20の炭化水素基、Xはハロゲン原子、aは0<a≦4の数字を表す。)で表されるチタン化合物を有機マグネシウム化合物で還元して得られる固体生成物を、エーテル化合物、四塩化チタン及び有機酸ハライド化合物の混合物で処理したのち、エーテル化合物と四塩化チタンとの混合物もしくは、エーテル化合物と四塩化チタンとエステル化合物との混合物で処理することにより得られる3価のチタン化合物含有固体触媒成分、(B)有機アルミニウム化合物、及び(C)電子供与性化合物を触媒成分として用いてなることを特徴とするα-オレフィン重合用触媒。
IPC (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/00

前のページに戻る