特許
J-GLOBAL ID:200903092568448887

ロータリ式密閉形圧縮機および冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-149153
公開番号(公開出願番号):特開平10-259787
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】複数のシリンダを備え、少なくとも1つのシリンダはベーンの押圧付勢体を省略し、そのシリンダの剛性を落とすことなく小型および薄肉化して、信頼性の向上を図れるロータリ式密閉形圧縮機と冷凍サイクル装置を提供する。【解決手段】密閉ケース1内を高圧とするロータリ式密閉形圧縮機において、圧縮機構部2は、それぞれ偏心ローラ13a,13bが偏心回転自在に収容される複数のシリンダ8A,8Bと、これらシリンダに設けられ、その先端縁が偏心ローラの周面に当接するよう押圧付勢され偏心ローラの回転方向に沿ってシリンダ室14a,14bを二室に区分するベーン15a,15bとを具備し、一方のベーンを押圧付勢する押圧付勢手段としてコイルスプリング26を用い、他方のベーンを押圧付勢する押圧付勢手段として密閉ケース内の高圧ガスを用いた。
請求項(抜粋):
密閉ケース内に、電動機部およびこの電動機部と連結されるロータリ式の圧縮機構部を収容し、上記圧縮機構部で圧縮したガスを一旦密閉ケース内に吐出してケース内高圧とするロータリ式密閉形圧縮機において、上記圧縮機構部は、それぞれ偏心ローラが偏心回転自在に収容される複数のシリンダと、これらシリンダに設けられ、その先端縁が上記偏心ローラの周面に当接するよう押圧付勢手段によって押圧付勢され、偏心ローラの回転方向に沿ってシリンダ内を二室に区分するベーンとを具備し、上記ベーンを押圧付勢する押圧付勢手段は、弾性部材と、密閉ケース内の高圧ガスであることを特徴とするロータリ式密閉形圧縮機。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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