特許
J-GLOBAL ID:200903092582219181

オレフィン重合用触媒およびオレフィンの重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035319
公開番号(公開出願番号):特開平6-248019
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【構成】 固体チタン触媒成分と、有機アルミニウム化合物触媒成分と、特定の有機ケイ素化合物触媒成分と、上記有機ケイ素化合物触媒成分とは異なる、特定の有機ケイ素化合物触媒成分とから形成されるオレフィン重合用触媒およびこの触媒を用いたオレフィンの重合方法。【効果】 上記オレフィン重合用触媒の存在下に、オレフィンを重合すると、立体規則性および嵩密度が高く、特に分子量分布の広いオレフィン重合体を高収率で製造することができる。上記触媒は、重合時間の経過に伴う触媒活性の低下が少ない。また上記触媒を用いたオレフィン重合方法によれば、上記のような優れた特性を有するオレフィン重合体を効率よく製造することができ、しかも、生成される高分子量成分によるオレフィン重合体の強度向上をも期待できる。
請求項(抜粋):
[A]マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子供与体を必須成分として含有する固体チタン触媒成分と、[B]有機アルミニウム化合物触媒成分と、[C]下記の一般式[I]で表わされる有機ケイ素化合物触媒成分と、[D]下記の一般式[II]で表わされる有機ケイ素化合物触媒成分および/または[III]で表わされる有機ケイ素化合物触媒成分とから形成されることを特徴とするオレフィン重合用触媒; R1R2Si(OR3)2 ・・・・・・[I][式中、R1 は、Si に隣接する炭素が二級もしくは三級炭素であるアルキル基、アラルキル基、シクロアルキル基またはシクロアルケニル基であり、R2 は、Si に隣接する炭素が一級炭素であるアルキル基またはアルケニル基であり、R3 は炭化水素基である]、 R4Si(OR3)3 ・・・・・・[II][式中、R4 は、Si に隣接する炭素が一級炭素であるアルキル基、アルケニル基またはアラルキル基であり、R3 は炭化水素基である]、 R5R6Si(OR3)2 ・・・・・・[III][式中、R5 は、Si に隣接する炭素が一級炭素であるアルキル基またはアルケニル基であり、R6 は、Si に隣接する炭素が一級炭素であるアラルキル基であり、R3 は炭化水素基である]。
IPC (2件):
C08F 10/00 ,  C08F 4/654 MFG
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-239008
  • 特開平3-007703
  • 特開平4-239008
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