特許
J-GLOBAL ID:200903092585788624

患者の頭部に固定された基準ユニットを用いた医学的応用に使用される位置追跡及び画像生成システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-082631
公開番号(公開出願番号):特開平11-318937
出願日: 1995年09月13日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 手術中の患者の断層像等を表示し、この画像中に医療器具を重ね表示する際、患者の動きを許容し、また手術の邪魔にならないようなシステムを提供する。【解決手段】 手術中の患者14にヘッドセット12を装着し、ヘッドセット12の基準ユニット36が磁場を発生する。この磁場をセンサによって検出し、手術器具の位置を検出する。一方、画像記憶ユニット26には患者の断層像が予め記憶されている。表示器22は前記断層像と手術器具の位置がトラッキングされて同時表示される。フィールド発生器36及びセンサは患者の動きに拘わらず特定の定められた座標上に固定される。
請求項(抜粋):
患者の身体に対する医療器具の位置を監視し、前記医療器具の位置に対応した前記患者の身体のイメージを表示するシステムにおいて、前記患者の身体の複数のイメージを表すイメージデータを取り込む入力手段と、手術中の前記患者の身体の動きを妨げない状態で前記患者の身体に対して固定できる基準ユニットと、前記医療器具に対して固定できる遠隔ユニットと、前記基準ユニットおよび前記遠隔ユニットのうち一方に関連づけられ、前記患者の身体を通過し前記患者の身体の通過によっては実質的に影響されない電磁位置特性フィールドを発生するフィールド発生器と、前記基準ユニットおよび前記遠隔ユニットのうち一方に関連し、前記位置特性フィールドの存在に応答してセンサ出力信号を生成するフィールドセンサ手段であって、前記患者の身体のいずれかの部分が前記フィールド発生器と前記フィールドセンサ手段との間に位置するか否かに関わりなく、前記センサ出力信号が前記センサの前記フィールド発生器に対する相対位置を表すことを特徴とするフィールドセンサ手段と、前記フィールドセンサ手段と通信し、前記手術中の前記患者の動きに関わりなく前記遠隔ユニットの前記基準ユニットに対する相対位置を表す前記センサ出力信号に応答して位置データを生成する位置検出手段と、前記入力手段および前記位置検出手段と通信し、前記イメージデータから前記位置データに関連した位置イメージデータを選択する追跡手段と、前記追跡手段と通信し、異なる位置データに対して変化する前記位置イメージデータに対応して前記患者の身体のイメージを表示する出力表示手段と、を有することを特徴とするシステム。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-267054
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-267054

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