特許
J-GLOBAL ID:200903092591360490

流動接続路を形成しかつ中断するための差込みコネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-211464
公開番号(公開出願番号):特開平6-154337
出願日: 1993年08月26日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 両コネクタ部分の連結が解除された場合でも流動方向には無関係に、分離された両方の流動路区分を確実に封止できる差込みコネクタを提供する。【構成】 閉塞部材12が第2の穿刺中隔から成り、第2の穿刺中隔内に、中空針15が長手延在方向に摺動可能に保持され、中空針と両穿刺中隔7,12は、中空針に対する第2穿刺中隔の抵抗力が第1の穿刺中隔の抵抗力よりも小さくなるように構成され、第2コネクタ部分2は第1の位置と第2の位置との間に第2コネクタ部分内の中空針の摺動を制限するための2つのストッパ19,21を有し、両ストッパは、中空針が第1の位置では第2の穿刺中隔を部分的にしか穿刺せず、また第2の位置では完全に貫通するように配置され、中空針の長さは、両コネクタ部分の組合せ時の第2の位置で中空針が第1穿刺中隔も完全に貫通するように構成されている。
請求項(抜粋):
第1の穿刺中隔(7)によって一方の側の閉塞された通流室(3)を有する第1コネクタ部分(1)と、閉塞部材(12)で終わる流動通路(8)を有しかつ前記閉塞部材(12)内に配置されていて該閉塞部材を刺し通す中空針(15)を備えた第2コネクタ部分(2)と、前記第1と第2のコネクタ部分(1,2)を着脱可能に結合するための手段とから成り、前記第1コネクタ部分(1)の穿刺中隔(7)と前記第2コネクタ部分(2)の中空針(15)とが、両コネクタ部分(1,2)の組合せ時に前記中空針(15)によって前記穿刺中隔(7)を貫通させて前記通流室(3)と前記流動通路(8)との間に流動接続路を形成するように配置されている形式の、特に医療器用の流動接続路を形成しかつ中断するための差込みコネクタにおいて、閉塞部材(12)が第2の穿刺中隔から成り、この第2の穿刺中隔内に、中空針(15)がその長手延在方向に摺動可能に保持されており、前記中空針(15)と両穿刺中隔(7,12)とは、前記中空針(15)に対する第2穿刺中隔(12)の抵抗力が第1の穿刺中隔(7)の抵抗力よりも小さくなるように互いに構成されており、前記第2コネクタ部分(2)が、第1の位置(図1及び図7)と第2の位置(図3、図4及び図5)との間に第2コネクタ部分(2)内の中空針(15)の摺動を制限するための2つのストッパ(19,21)を有し、しかも両ストッパは、前記中空針(15)が前記第1の位置では第2の穿刺中隔(12)を部分的にしか穿刺せず、また前記第2の位置では完全に貫通するように配置されており、かつ、前記中空針(15)の長さは、両コネクタ部分(1,2)の組合された第2の位置で該中空針が第1の穿刺中隔(7)をも完全に貫通するように構成されていることを特徴とする、流動接続路を形成しかつ中断するための差込みコネクタ。

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