特許
J-GLOBAL ID:200903092597402675

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-285193
公開番号(公開出願番号):特開平5-126243
出願日: 1991年10月30日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 変速時のアクセル踏み込み速度等により2-4ブレーキ等摩擦要素の締結速度の設定が最適値からずれるのを防止して変速ショックを抑制する。【構成】 3-2シフトダウン変速時と判定した時は(S202)、変速指令時のトルコン速度比e(タービン回転数NT/エンジン回転数NE)を記憶し(S204)、また、タービン回転数NTと油温のマップを検索してタイマーマップ値TBを求め(S205)、速度比eがe1以下(S206)であれば、引き込み傾向と判定して、TBをαだけ小さく補正したものをタイマー値T1とし(S207)、一方、速度比eがe1より大きくて、かつ、e2より大きくe3を越えない領域にあれば(S208)、空吹き傾向と判定して、TBをαだけ大きく補正したものをタイマー値T1とする。そして、こうして求めたタイマー値T1を基に3-2タイミングバルブのオン時間を制御する。
請求項(抜粋):
複数個の摩擦要素の締結・解除動作によりトルク伝達経路を切り替えて複数段の変速を達成する変速歯車機構を備えた自動変速機の変速制御装置であって、前記摩擦要素の締結速度を調整する締結速度調整機構と、前記締結速度調整機構を制御する締結速度制御手段と、変速指令時の前記変速歯車機構の入力トルク発生状態を検出する入力トルク発生状態検出手段と、前記入力トルク発生状態検出手段の出力に基づいて前記締結速度制御手段の制御量を補正することにより前記摩擦要素の締結速度を補正する締結速度補正手段を備えたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。

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