特許
J-GLOBAL ID:200903092605187274
回転センサ異常検出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-097550
公開番号(公開出願番号):特開平7-306216
出願日: 1994年05月11日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 車輪のスリップ、悪路走行、走行路の段差、タイヤチェーンでのアスファルト路走行等に関係なく異物による回転センサの異常を正確に検出する。【構成】 ステップ100では別の組の2つの車輪速度センサの検出値により直進状態が判定され、ステップ102では被判定対象の車輪速度センサによる加速度が判定され、ステップ104では被判定対象の車輪速度センサのパルス信号から算出された車輪速度が、左右反対側の車輪の車輪速度センサのパルス信号から算出された車輪速度の2倍あるいは3倍の範囲に含まれているか否かが判定される。1秒間にステップ100,102,104の全てに肯定判定された回数をステップ108でカウントして、その値が大きい場合を車輪速度センサの異常と判定している(ステップ110,112)。したがって、車輪のスリップや悪路走行等に基づく出力異常と区別した異物付着によるセンサ異常の検出が正確にできる。
請求項(抜粋):
回転するロータにより生じる磁界変化をパルス信号に変換して、ロータが連動する被測定物の回転状態を検出する回転センサに対する異常検出装置であって、被判定対象の回転センサからのパルス信号に基づいて得られた回転速度に該当する物理量が、別の回転センサにて検出された回転速度に該当する物理量に対して、2以上の整数倍である頻度を検出する頻度検出手段と、上記頻度検出手段にて検出された頻度が、所定頻度以上で現れた場合、異常と判定する異常判定手段と、を備えたことを特徴とする回転センサ異常検出装置。
引用特許:
前のページに戻る