特許
J-GLOBAL ID:200903092605685029

エンジンの燃料性状検出装置及び燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-015797
公開番号(公開出願番号):特開平9-209818
出願日: 1996年01月31日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】燃料噴射弁の燃料噴射方向にヒータを対設したエンジンにおいて、始動性の向上と燃料性状検出の信頼性の向上とを両立し、また、燃料性状の検出後は燃料性状に応じて常に適正な燃料量をエンジンに供給して燃料性状に係わらず燃焼性を向上し、排気エミッションを改善する。【解決手段】各種制御の実行に先立ち、スタータモータ67の作動を禁止してエンジンの始動を禁止し、PTCヒータ31dへの通電を開始し、PTCヒータ31dの暖機完了後、エンジン温度(冷却水温Tw)に基づき初回燃料噴射量を定める初回燃料噴射パルス幅Tisを設定して、この初回燃料噴射パルス幅Tisの駆動パルス信号をインジェクタ22へ出力し、インジェクタ22から燃料を噴射させ、この燃料噴射後のヒータ消費電流の変化量ΔIと上記初回燃料噴射パルス幅Tisとに基づき燃料性状としてのガソリンの重質成分による重質割合Eを求め、その後、エンジンの始動を許可し、上記重質割合Eに応じて以後の燃料噴射量を補正して燃料性状に応じた適正な燃料噴射量を得る。
請求項(抜粋):
燃料噴射弁の燃料噴射方向にヒータを対設したエンジンにおいて、エンジンの始動を禁止する始動禁止手段と、エンジン始動の禁止後、ヒータを通電するヒータ制御手段と、上記ヒータの暖機が完了したかを判断するヒータ暖機完了判別手段と、上記ヒータの暖機完了後、エンジン温度に基づき初回燃料噴射量を設定して該初回燃料噴射量の燃料を上記燃料噴射弁から噴射させる初回燃料噴射量設定手段と、上記初回燃料噴射によるヒータ消費電流の変化量を検出するヒータ消費電流変化量検出手段と、上記ヒータ消費電流の変化量と上記初回燃料噴射量に基づき燃料性状を検出する燃料性状検出手段と、燃料性状の検出完了後、エンジンの始動を許可するエンジン始動許可手段とを備えたことを特徴とするエンジンの燃料性状検出装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 364 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 41/06 330
FI (3件):
F02D 45/00 364 K ,  F02D 41/04 330 P ,  F02D 41/06 330 Z

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