特許
J-GLOBAL ID:200903092608166065

ウインチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-208825
公開番号(公開出願番号):特開平9-052694
出願日: 1995年08月16日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】ロープが案内プーリを押圧する力を高い効率でローラチェーン引張り力に変換することができるばかりでなく、容易に製造することができ、かつ作動の信頼性の高いウインチを提供する。【解決手段】案内プーリ50がロープ3より変位させられると、揺動リンク40が揺動軸41の廻りに揺動してローラチェーン30を引っ張る。このとき、ロープ3が案内プーリ50を押圧する力が、てこの原理により増幅されてローラチェーン30を引っ張る力に変換される。また、従来のウインチのように長孔を穿設する必要がないから、容易に機械加工することができて、製造効率を高めることができるばかりでなく、長孔部分に異物が挟まってローラチェーンの作動を妨げるおそれがなく、作動の信頼性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
ハウジング(1)に回転自在に軸支されるとともに正逆両方向に回転駆動される巻きドラム(22)と、この巻きドラム(22)の外周溝(22a)内に巻き付けられるロープ(3)と、一方の端部が前記ハウジング(1)に固着されるとともに前記巻きドラム(22)の外周に沿って延びるように配設されたチェーン(31)に、前記ロープ(3)を前記外周溝(22a)内に押し付ける複数の押圧ローラ(32)が取り付けられたローラチェーン(30)と、前記巻きドラム(22)の外周近傍において前記ハウジング(10)に固設された揺動軸(41)に揺動自在に軸支された揺動リンク(40)と、この揺動リンク(40)の一端(42)に回転自在に軸支された、前記ロープ(3)を前記外周溝(22a)に案内する案内プーリ(50)とを備え、前記案内プーリ(50)が前記ロープ(3)により押圧されて変位し、前記揺動リンク(40)が揺動したときに、前記ローラチェーン(30)が前記揺動リンク(40)により引っ張られて前記押圧ローラ(32)が前記ロープ(2)を前記外周溝(22a)内に押圧するように、前記ローラチェーン(30)の他方の端部が前記揺動リンク(40)の一端(43)に取り付けられていることを特徴とするウインチ(100)。
IPC (3件):
B66D 1/74 ,  B66D 1/20 ,  B66D 1/36
FI (3件):
B66D 1/74 A ,  B66D 1/20 ,  B66D 1/36 A

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