特許
J-GLOBAL ID:200903092608699063
車両懸架装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-224299
公開番号(公開出願番号):特開平7-081345
出願日: 1993年09月09日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 実際のばね上上下速度に対する制御信号の位相ずれに基づいて発生する車両の乗り心地の悪化を防止することができる車両懸架装置の提供。【構成】 ばね上上下速度検出手段cで検出されたばね上上下速度信号を処理することによって周波数依存性を持たせた制御信号を得るための信号処理回路dと、ばね上上下速度検出手段cで検出されたばね上上下速度信号が所定の不感帯しきい値を越えている時は、信号処理回路dで処理された制御信号に基づいて、ショックアブソーバbを最適の減衰特性に制御すべく減衰特性変更手段aに切り換え信号を出力する基本制御部eを有する減衰特性制御手段fと、減衰特性制御手段fに設けられ、ばね上上下速度検出手段cで検出されたばね上上下速度信号が所定の不感帯しきい値未満である時は、ショックアブソーバの減衰特性をソフト特性に補正制御する補正制御部gと、を備える。
請求項(抜粋):
車体側と各車輪側の間に介在され、減衰特性変更手段により減衰特性を変更可能なショックアブソーバと、ばね上上下速度を検出するばね上上下速度検出手段と、ばね上上下速度検出手段で検出されたばね上上下速度信号を処理することによって周波数依存性を持たせた制御信号を得るための信号処理回路と、ばね上上下速度検出手段で検出されたばね上上下速度信号が所定の不感帯しきい値を越えている時は、信号処理回路で処理された制御信号に基づいて、ショックアブソーバを最適の減衰特性に制御すべく減衰特性変更手段に切り換え信号を出力する基本制御部を有する減衰特性制御手段と、該減衰特性制御手段に設けられ、ばね上上下速度検出手段で検出されたばね上上下速度信号が所定の不感帯しきい値未満である時は、ショックアブソーバの減衰特性をソフト特性に補正制御する補正制御部と、を備えていることを特徴とする車両懸架装置。
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