特許
J-GLOBAL ID:200903092615002060
自動工具交換装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-164927
公開番号(公開出願番号):特開平6-000739
出願日: 1992年06月23日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 主軸頭の動作速度を下げることなく、工具交換動作時に発生する衝撃を十分に低減すると共に、工具交換動作の高速化と機械の小型化を図る。【構成】 所定の回転軸18の回りに回動自在に軸支されたタレット38を具備する。タレット38の背面に回転自在に取着された第1のカムローラ21と協働し、タレット38を回動々作させるための、第1のカムCS を設ける。タレット38を、主軸の中心に沿う方向に主軸頭34に対して相対的に上下動させるための第2のカムCL 及び第2のカムローラ22を設ける。主軸頭34が上下に動作する際第2のカムローラ22から作用力を受け、タレット38を主軸の中心に沿う方向に上下に動作させるリンク機構6、8、14、16を設ける。
請求項(抜粋):
周上に配設された複数のグリップ(28)により工具を保持し、所定の回転軸(18)の回りに回動自在に軸支されたタレット(38)を具備し、該タレット(38)の割り出し動作により所望の工具を所定の交換位置に割り出すと共に、前記タレット(38)を前記回転軸(18)の回りに接近、離反の回動々作させることにより、主軸に装着された工具と前記所望の工具との間で工具交換する工作機械に使用される自動工具交換装置において、前記タレット(38)の背面に回転自在に取着された第1のカムローラ(21)と協働し、前記タレット(38)を回動々作させるための、前記工作機械の主軸頭(34)に設けられた第1のカム(CS )と、前記タレット(38)を、前記主軸の中心に沿う方向に前記主軸頭(34)に対して相対的に上下動させるための、前記主軸頭(34)に設けられた第2のカム(CL )と、前記第2のカム(CL )と協働する第2のカムローラ(22)を有し、前記主軸頭(34)が上下に動作する際両者の協働によりる前記第2のカムローラ(22)から作用力を受承し、前記タレット(38)を主軸の中心に沿う方向に上下に動作させるリンク機構(6、8、14、16)とを具備して構成され、前記主軸頭(34)を上下動作させて、前記タレット(38)を工具交換のために接近、離反の回動々作させる際、同時に該タレット(38)を前記主軸頭(34)に対して相対的に上下動作させて、同タレット(38)の前記主軸頭(34)との相対速度を十分に低減し、以て工具交換時に発生する衝撃を除去すると共に、工具交換に要する前記主軸頭(34)の移動距離を短縮した自動工具交換装置。
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