特許

J-GLOBAL ID：200903092619483496

ワイヤ放電加工機におけるワイヤ電極の廃棄装置

発明者： 栗木 一輝
出願人/特許権者： ブラザー工業株式会社
代理人 (1件)： 石井 暁夫 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-111861
公開番号（公開出願番号）：特開平5-305527
出願日： 1992年04月30日
公開日（公表日）： 1993年11月19日
要約：

【要約】【目的】ワイヤ電極8における断線等によりダメージを受けた不用ワイヤ片部分を廃棄箱53に確実に排出する。【構成】被加工物上のガイド体54とその側方に配置した廃棄箱53との上に方向変換台25を配置する。この方向変換台25に切断手段35とワイヤ挟持送給用の送りローラ44、第2ピンチローラ45と送出モータ46を設ける。第4ソレノイド51の作動にて方向変換台25の向きを切り換え移動させ、送りローラ44と第2ピンチローラ45とで挟持された不用ワイヤ片の送給方向を、廃棄箱53の上方の強制排出手段73に変更する。強制排出手段73に高圧エアを与え、その流体力にて不用ワイヤ片を廃棄箱53方向に排出する作用を促進する。

請求項（抜粋）：

ワイヤ電極を自動的に張架するに際して、ワイヤ電極の供給側先端部を適宜長さ切断して廃棄するように構成して成るワイヤ放電加工機において、ワイヤ電極の供給部とその下方の被加工物に対するワイヤ走行経路との間に設けられ、ワイヤ電極を挟持送給するためのワイヤ挟持手段と、このワイヤ挟持手段と前記ワイヤ電極の供給部との間に設けられ、ワイヤ電極の先端部を適宜長さだけ切断する切断手段と、前記ワイヤ走行経路の側方に配置し、前記切断手段により切断された不用ワイヤ片を収容するための廃棄部と、この廃棄部への廃棄経路と前記ワイヤ走行経路とに選択的に臨ませるように前記ワイヤ挟持手段の位置を移動させる移動手段と、前記ワイヤ挟持手段と前記廃棄部の間にあって、流体吸引力により前記不用ワイヤ片を前記廃棄部に向かって放出するように流体を発生させる強制排出手段とを備えたこと特徴とするワイヤ放電加工機におけるワイヤ電極の廃棄装置。

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 特開昭63-011233
  
• ワイヤ放電加工機
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-012248   出願人：ブラザー工業株式会社

審査官引用 (1件)

• 特開昭63-011233