特許

J-GLOBAL ID：200903092620196000

多層溶接部の低温靱性に優れた高張力鋼の製造方法

発明者： 川端 文丸 ,  天野 虔一 ,  板倉 教次
出願人/特許権者： 川崎製鉄株式会社
代理人 (1件)： 小林 英一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-018411
公開番号（公開出願番号）：特開平5-179344
出願日： 1992年01月08日
公開日（公表日）： 1993年07月20日
要約：

【要約】【構成】 C:0.01〜0.15%、 Si:0.15%以下、 Mn:0.5〜2.0%、 S:0.005%以下、 Cu:0.5〜2.0%、 Ni:0.1〜1.5%、 Al:0.005〜0.1%、 Ca:0.0005〜0.005%を含有する、またはさらにNb:0.07%以下、 V:0.1%以下、 Mo:0.2%以下、 Ti:0.02%以下のうちの1種または2種以上を含有する連続鋳造鋼片を、特定された条件での熱間圧延、Cu析出処理を施す多層溶接部の低温靱性に優れた高張力鋼の製造方法。【効果】 CTOD値の高い、多層溶接部の低温靱性に優れた高張力鋼を容易に製造することができる。

請求項（抜粋）：

重量比で、 C:0.01〜0.15%、 Si:0.15%以下、 Mn:0.5〜2.0%、 S:0.005%以下、 Cu:0.5〜2.0%、 Ni:0.1〜1.5%、 Al:0.005〜0.1%、 Ca:0.0005〜0.005%を含有する連続鋳造鋼片を、1050〜1250°Cの温度に加熱し、その後、Ar3〜900°Cの温度範囲で累積圧下率が25%以上となる熱間圧延を行い、空冷または強制冷却した後、さらに400〜650°Cに再加熱することを特徴とする多層溶接部の低温靱性に優れた高張力鋼の製造方法。

IPC (3件)：

C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/20