特許
J-GLOBAL ID:200903092628571390

内燃機関の燃焼状態検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-293807
公開番号(公開出願番号):特開平9-195913
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の燃焼イオンを安定検出するため、点火コイル内に残された残留磁気ノイズを消去すること。【解決手段】 点火コイル7の1次巻線7aに並列に接続されたダイオード1及び抵抗2により点火プラグ8に発生する点火火花で飛火するための2次巻線側の2次電圧を減少することなく残留磁気エネルギのみを減少できると共に、残留磁気の共振区間も短時間にできる。また、イオン電流検出抵抗4と並列に接続されたツェナダイオード3により点火オン着火が防止できる。そして、ツェナダイオード3と並列に接続されたツェナダイオード12及び抵抗13、コンデンサ5からのイオン電流IION の放電ループ方向に接続されたツェナダイオード6により残留磁気がクランプされる。このため、残留磁気ノイズの発生区間がワンショットにでき、内燃機関の高回転域においても確実にイオン電流IION が検出できる。
請求項(抜粋):
内燃機関の点火プラグに点火火花を発生させる点火コイルの2次巻線の低圧側に接続し、発生するイオン電流を検出するイオン電流検出抵抗と、前記点火コイルの1次巻線に並列に接続し、前記1次巻線を流れる1次電流と逆方向に発生する電流を整流する第1のダイオードと、前記点火コイルに直列に接続されたスイッチング素子のオン時に前記第1のダイオードを流れる電流を減少する電流減少手段とを具備することを特徴とする内燃機関の燃焼状態検出装置。

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