特許
J-GLOBAL ID:200903092629464430

圧電トランス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮▼崎▲ 主税 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-331218
公開番号(公開出願番号):特開平10-173249
出願日: 1996年12月11日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 低インピーダンス部及び高インピーダンス部におけるインピーダンス値の設計の制約が少なく、大電流用途にも好適に用い得る圧電トランス。【解決手段】 直方体状の圧電体2の幅方向に沿って低インピーダンス部3と高インピーダンス部4とを一体に構成してなり、低インピーダンス部3では、圧電体層を介して重なり合うように配置された複数の電極5a〜5iを、高インピーダンス部4で圧電体層を介して厚み方向に重なり合う複数の電極6a〜6eを配置し、低インピーダンス部3においては圧電体層2a〜2hを厚み方向において交互に逆方向となるように分極し、高インピーダンス部4においても圧電体層を厚み方向において交互に逆方向となるよう分極処理し、高インピーダンス部4のインピーダンスが相対的に高くなるように電極6a〜6eの積層数を電極5a〜5iの積層数よりも少なくし、長さ方向縦振動モードで動作するように構成されている圧電トランス1。
請求項(抜粋):
圧電体に、入力部または出力部としての低インピーダンス部と、出力部または入力部としての高インピーダンス部とを一体に構成してなる圧電トランスにおいて、前記圧電体は、長さ方向寸法が幅方向寸法よりも長く、長さ方向及び幅方向と直交する方向が厚み方向となる形状を有し、前記低インピーダンス部には、圧電体層を介して厚み方向に重なり合うように、かつ圧電体の幅方向と直交する第1の側面に導出されるように複数の電極が形成されており、前記高インピーダンス部は、圧電体の幅方向において前記低インピーダンス部の前記第1の側面とは反対側に構成されており、前記高インピーダンス部には、圧電体層を介して厚み方向に重なり合うように、かつ圧電体の第1の側面に対向されている第2の側面に導出されるように、低インピーダンス部の電極よりも少ない数の電極が形成されており、低インピーダンス部または高インピーダンス部の電極に接続されるように、第1,第2の側面に、それぞれ、第1,第2の外部電極が形成されており、前記低インピーダンス部及び高インピーダンス部の電極間に挟まれた圧電体層が厚み方向に分極処理されており、長さ方向縦振動モードで動作するように構成されていることを特徴とする、圧電トランス

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