特許
J-GLOBAL ID:200903092634587680

インクジェットプリントヘッド及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-212884
公開番号(公開出願番号):特開2002-029059
出願日: 2000年07月13日
公開日(公表日): 2002年01月29日
要約:
【要約】【課題】 インクジェットプリントヘッドの製造工程の容易化,低コスト化を実現し,更に後工程での配線パターンの剥がれ等による製品不良を防止する。【解決手段】 吐出チャンネルcを含む部材1と,インク供給路2a及び配線パターン形成部分2bとを含む部材2とを個別に作成し,それらを接着することによってまずヘッド基材3を形成する。ここで,上記部材1は,直線のダイシングにより加工した下部材1aと成型等により形成した上部材1bとを貼り合わせることにより形成する。また,上記部材2は,汎用セラミックス等を用いて,成型等により形成する。このとき,直方体の一面に配線パターン形成部分2bを凹状に形成し,更に上記部材1との接着面にはインク供給路2aを構成する溝を形成する。続いて,無電解メッキにより上記ヘッド基材3の全面にメッキ処理を施した後,上記配線パターンが形成されている面とインク吐出面の表面(凹部を除く)を研磨することによりメッキ部は各吐出チャンネル毎に分離され,吐出チャンネルc内の電極とそれに接続される配線パターンとが形成される。
請求項(抜粋):
略直方体のヘッド基材の一面であるインク吐出面に略垂直な複数の角管状に形成され,間を隔てる側壁の少なくとも一部分が圧電部材により構成されると共にそれら側壁に電極が形成される吐出チャンネルと,上記インク吐出面に隣り合う上記ヘッド基材の上面から上記吐出チャンネルに連通するように形成されるインク供給路と,上記ヘッド基材上面から上記インク供給路を介して上記電極と導通する配線パターンとを具備し,上記配線パターンを介して上記電極に電界を印加して上記側壁を剪断変形させることにより上記吐出チャンネル内のインクを上記インク吐出面から吐出させるインクジェットプリントヘッドの製造方法において,少なくとも上記圧電部材よりなる側壁部分を含む第1の部材と,少なくとも上記配線パターンの形成部分を含む第2の部材とを個別に形成した後,それら第1の部材と第2の部材とを接着してなることを特徴とするインクジェットプリントヘッドの製造方法。
IPC (3件):
B41J 2/16 ,  B41J 2/045 ,  B41J 2/055
FI (2件):
B41J 3/04 103 H ,  B41J 3/04 103 A
Fターム (8件):
2C057AF93 ,  2C057AG45 ,  2C057AP22 ,  2C057AP24 ,  2C057AP42 ,  2C057AP55 ,  2C057BA03 ,  2C057BA14

前のページに戻る