特許
J-GLOBAL ID:200903092637262677

プラント監視・診断システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉武 賢次 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-110145
公開番号(公開出願番号):特開2003-303020
出願日: 2002年04月12日
公開日(公表日): 2003年10月24日
要約:
【要約】【課題】 シミュレータの模擬動作の解析によりプラントの異常発生の有無について監視・診断を行う場合に、プラントの異常発生個所を迅速且つ正確に特定することが可能なプラント監視・診断システムを提供する。【解決手段】 データ収集装置3は、プラント1及びプラント制御装置2からのプラントデータを収集してモデル同定手段5に出力する。モデル同定手段5はこれに基づきパラメータ等の数値を決定し、これをプラント特性モデル6及び基準プラント特性モデル7に出力する。プラント特性モデル6及び基準プラント特性モデル7は、階層化された複数のモデルにより構成されている。比較手段8は、双方のモデルの各パラメータ等の数値を入力し、両者の偏差を異常判定手段9に出力する。異常判定手段9は、両者の数値間の誤差が所定値を超えていれば異常と判定する。
請求項(抜粋):
プラントの運転状態を模擬するためのモデルを作成し、このモデルの模擬動作を解析することによりプラントでの異常発生の有無について監視・診断を行うプラント監視・診断システムにおいて、前記モデルとして作成され、前記異常発生の有無について判定を行う際の基準となる模擬動作を行う基準プラント特性モデルと、前記モデルとして作成され、診断対象となる運転状態に対応する模擬動作を行うプラント特性モデルと、前記プラント及びこのプラントの運転を制御するプラント制御装置からの正常時のプラントデータを入力し、この入力に基づき前記基準プラント特性モデルを同定すると共に、前記プラント及びこのプラントの運転を制御するプラント制御装置からの診断対象時のプラントデータを入力し、この入力に基づき前記プラント特性モデルを同定するモデル同定手段と、前記基準プラント特性モデルと前記プラント特性モデルとを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づき前記プラントでの異常発生の有無についての判定を行う異常判定手段と、を備え、しかも、前記基準プラント特性モデル及び前記プラント特性モデルは、予め設定された基準に従って階層化された複数のモデルにより構成されるものである、ことを特徴とするプラント監視・診断システム。
IPC (2件):
G05B 23/02 302 ,  G05B 23/02
FI (2件):
G05B 23/02 302 V ,  G05B 23/02 P
Fターム (6件):
5H223AA01 ,  5H223BB01 ,  5H223DD07 ,  5H223DD09 ,  5H223EE06 ,  5H223FF05

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