特許
J-GLOBAL ID:200903092638650905

微粉炭焚きボイラの燃焼診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-003003
公開番号(公開出願番号):特開平7-209088
出願日: 1994年01月17日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 ボイラの燃焼状態の的確な診断を可能とする。【構成】 カラーカメラ4がデコーダ6を介して接続されたフレームメモリ8の出力を高温部面積演算回路11と高温部面積率演算回路12と高輝度部面積演算回路13とブラックスカート面積演算回路14とブラックスカート長演算回路15が入力し、この5つの演算回路11,12,13,14,15の出力を評価関数演算回路16が入力し、この演算回路16が出力する演算結果を入力した診断回路18が診断結果を出力することによって、火炎の状態量である高温部面積、高温部面積率及び高輝度部面積を用い、火炎の形状を表わすブラックスカート面積及びブラックスカート長を用いるため、高精度の燃焼評価診断が可能となり、また、診断をバーナ単位、段単位及び全体についてそれぞれ行うことができるため、的確な燃焼診断が可能となる。
請求項(抜粋):
複数のバーナを有する火炉内のバーナ火炎を撮影するカラーカメラ、同カメラの映像出力を入力して赤、緑、青の3原色成分に分解するデコーダ、同デコーダより3原色成分を入力するフレームメモリ、同フレームメモリより赤及び緑信号を入力し各画素の温度を二色温度法にて求め火炎の高温度部の面積を算出する高温部面積演算回路と火炎の高温度部の面積率を算出する高温部面積率演算回路、上記フレームメモリより赤信号を入力し火炎の高輝度部の面積を算出する高輝度部面積演算回路と燃料の未燃領域(ブラックスカート)面積を算出するブラックスカート面積演算回路とブラックスカートの長さを算出するブラックスカート長演算回路、上記5つの演算回路の出力を入力し燃焼状態の方向性を含めた統計処理法に基づいて評価関数を求め基準燃焼状態との比較演算を行う評価関数演算回路、および評価関数演算回路の出力を入力して演算結果を評価・診断し個別バーナ単位、バーナ段単位の燃焼診断結果及び火炉全体の燃焼診断結果を出力する診断回路を備えたことを特徴とする微粉炭焚きボイラの燃焼診断装置。

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