特許
J-GLOBAL ID:200903092640933060

ベーンポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-088432
公開番号(公開出願番号):特開平8-284847
出願日: 1995年04月13日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 ケーシング内でロータと回転軸とを連結することなしにベーンポンプの外部からロータと回転軸とを容易に分離し、かつ連結する。【構成】 ロータ22はケーシング28内に回転自在に配設され、このロータ22には各ベーン37が装着される。ケーシング28はハウジング29に連結され、ロータ22には、回転軸24の一端部24aが回り止めされた状態で嵌まり込む。ブラケット30は回転軸24を回転自在に軸支し、ハウジング29を連結する。回転軸24の軸線L1方向一端部24aには半径方向外方に突出する突部52が形成されるスリーブ53が固定され、このスリーブ53には、内周部に内ねじ58が形成される袋ナット56が前記突部52によって抜止めされた状態で回転自在に装着される。ロータ22の軸部35には、袋ナット56の内ねじ58が螺合する外ねじ57が形成される。
請求項(抜粋):
流体吸入口と流体吐出口とが形成されるケーシング内に、軸部とロータ本体とを有するロータの前記ロータ本体が回転自在に配設され、このロータの軸部には、回転軸線まわりに回転駆動される回転軸の軸線方向一端部が連結され、前記ロータ本体には前記回転軸の回転軸線を交点として直交するベーン溝が形成され、各ベーン溝には前記ケーシングの内周面に沿って摺動するベーンが前記ロータの直径線方向に変位自在に装着され、前記ケーシングにはロータの前記軸部が挿入するハウジングが着脱自在に連結され、前記回転軸を軸線方向他端部寄りで軸支し、外部に開放する中空のブラケットに前記ハウジングが装着されるベーンポンプにおいて、前記回転軸の軸線方向一端部には、外周面から半径方向外方に突出する突部が形成されるスリーブが固定され、前記スリーブには、袋ナットが前記突部によって抜け止めされた状態で回転自在に装着され、前記ロータの軸部のハウジングから突出する部分には、その外周部に前記袋ナットが螺合する外ねじが形成され、前記ロータに前記回転軸の軸線方向一端部がその軸線まわりに相互の回転が阻止されて連結された状態で、前記袋ナットが前記ロータの軸部に螺着されることを特徴とするベーンポンプ。

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