特許
J-GLOBAL ID:200903092646299397

縦目地構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-331140
公開番号(公開出願番号):特開平5-179794
出願日: 1991年11月19日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 合成樹脂製の敷目板と金属製の化粧キャップの熱橋防止により結露防止を図り、かつ、施工性、生産性、取り付け強度を向上すると共に、防水ヒレにより乾式壁材端部の防水性、気密性を壁体に具備させることである。【構成】 合成樹脂製の押出品で、断面略U字状の嵌合溝5と、この嵌合溝5内に複数段の嵌合片を形成した嵌合部と、嵌合部とΔlの間隙を有して上方に突出したガイド片と、このガイド片の先端を下方に傾斜して突出した軟質の合成樹脂材よりなる防水ヒレ10を形成した防水部よりなる断面略逆T字状の合成樹脂製の敷目板Bと、金属製で断面略T字状で、下端近傍に係合爪が突出して形成された金属製の化粧キャップCとからなり、敷目板Bを躯体に固定し、その後、敷目板Bの両端に防水ヒレ10を押圧変形させた状態で乾式壁材E端部を載置して順々に乾式壁材Eを固定し、次に、化粧キャップCを敷目板Bの嵌合部と一体化した縦目地構造である。
請求項(抜粋):
横張り用の乾式壁材を長手方向に突き合わせて形成する縦目地の構造において、水平面状の釘打設片と、該釘打設片の中央部を上方に2本突出して垂直片を形成し、該垂直片によって形成される断面略U字状の嵌合溝と、該嵌合溝内側面に突出した複数段の嵌合片とからなる嵌合部と、両釘打設片上に突出すると共に、垂直片と間隙を有して形成したガイド片と、該ガイド片の先端を釘打設片の方向に傾斜して突出した軟質の合成樹脂製の防水ヒレとから防水部を形成した断面略逆T字状で合成樹脂製の敷目板と、長尺状の化粧面部と該化粧面部の裏面中央を下方に突設して形成した係合部とから、断面略T字状に形成し、該係合部の両側、もしくは一方に、外方に突出した係合爪を設けた金属製の化粧キャップとからなり、前記敷目板の釘打設片の裏面を壁下地に当接して固定し、該壁下地上に横張り用の乾式壁材を防水ヒレを押圧した状態でガイド片の左右に配設、固定し、次に前記化粧キャップの係合部を敷目板の嵌合溝に係合すると共に、係合爪と嵌合片により係止し、乾式壁材の端部を被覆したことを特徴とする縦目地構造。
IPC (2件):
E04F 19/06 ,  E04B 1/684

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