特許
J-GLOBAL ID:200903092646411804
コヒーレント振動エネルギビーム作像装置及び伝達媒質内の収差を補正する方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-325382
公開番号(公開出願番号):特開平5-237117
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 受信ビームデータを用いることにより、音波伝達媒質内の収差を補正することのできるコヒーレント振動エネルギビーム作像装置を提供する。【構成】 PASS超音波装置が各々のビームを収集する前に、音波媒質内の収差による位相誤差を補正するような走査を行う。一組の基準ビームの各々を所望のビームと相互相関させて、ビーム角度θの関数としてビーム形成誤差を発生することにより、位相誤差が測定される。この関数をフーリエ変換して位相補正Δφk を発生し、超音波装置はこの位相補正を用いて、位相誤差を打ち消す。
請求項(抜粋):
ビームに対する伝達媒質内の収差を補正するコヒーレント振動エネルギビーム作像装置であって、あるパターンに配置されていると共に、送信モードの間は振動エネルギのパルスを発生し受信モードの間は入射した振動エネルギに応じてエコー信号を発生するようにそれぞれが別々に動作可能な一組の配列素子を有している変換器配列と、該変換器配列に接続されており、前記送信モードの間は方向決めされた送信ビームが発生されるように各々の配列素子に別個の信号パルスを印加するよう動作可能な送信器と、前記変換器配列に接続されており、受信モードの間は振動エネルギが入射したときに各々の配列素子により発生されるエコー信号を標本化すると共に、各々の配列素子から標本化された別個の前記エコー信号を加算することにより該各々の配列素子から複数の同時受信ビーム信号を形成するよう動作可能な受信器と、前記送信器及び前記受信器に接続されていると共に走査を行うよう動作可能であり、所望のビーム角(θ)に方向決めされた前記エコー信号に関する一組の基準ビーム角に方向決めされた前記エコー信号の位相を測定すべく該走査の間に一組の相関測定を周期的に行う制御手段と、前記送信器、前記受信器及び前記制御手段に接続されており、前記周期的な相関測定の結果として発生される同時受信信号に応じて一組の誤差(Aθ,Δφθ)を発生するよう動作可能であると共に、前記変換器配列内の前記各々の配列素子に印加されると共に該素子により発生される信号の位相を補正するために前記送信器及び前記受信器に印加される一組の収差位相補正Δφk を発生すべく前記誤差に対してフーリエ変換を実施するよう動作可能なプロセッサ手段とを備えたコヒーレント振動エネルギビーム作像装置。
IPC (2件):
A61B 8/14
, G01N 29/22 501
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