特許
J-GLOBAL ID:200903092646701543

電動機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-323746
公開番号(公開出願番号):特開2002-136015
出願日: 2000年10月24日
公開日(公表日): 2002年05月10日
要約:
【要約】【課題】 クランプ溝を有する多数の薄肉の磁性鋼板を積層し、カシメクランプして鉄芯を構成したロータを有する密閉形圧縮機等に使用する電動機において、電動機の回転方向が何れの方向であっても同電動機の回転により発生する磁気騒音を低減する様にしたものを提供することを課題とする。【解決手段】 積層されて鉄芯となる磁性鋼板に設けるクランプ溝は、中央の孔を起点として時計方向及び反時計方向の両方向にロータと同心の円弧状の凹み部を有する形状に形成し、何れか一方向のクランプ溝によりカシメクランプした部分と、他方向のクランプ溝によりカシメクランプした部分とを積層してロータを形成することにより、鉄芯の磁路に形成されるスキューを変え、ロータの回転方向が正逆いずれであっても、スキューが交互に機能して磁気騒音を打ち消す様にした。
請求項(抜粋):
半径方向に長孔形状とし、周方向に所定の間隔を隔てて穿設した複数のスリットにより隔絶して複数の磁路を形成し、前記スリットの内側には円周方向に複数のクランプ溝が形成されている薄肉の磁性鋼板を多数積層し、前記クランプ溝により前記薄肉の磁性鋼板をカシメクランプして鉄芯を形成し、同鉄芯の中心に回転軸を貫通固定したロータを有する電動機において、前記クランプ溝は中央の孔を起点として時計方向及び反時計方向の両方向にロータと同心の円弧状の凹み部を有する形状に形成し、同時計方向又は反時計方向の何れか一方のクランプ溝により所定枚数の磁性鋼板を積層してカシメクランプした部分と、前記時計方向又は反時計方向の他方のクランプ溝により所定枚数の磁性鋼板を積層してカシメクランプした部分を互いに積層してロータを形成したことを特徴とする電動機。
IPC (2件):
H02K 1/30 ,  H02K 15/02
FI (3件):
H02K 1/30 A ,  H02K 15/02 F ,  H02K 15/02 L
Fターム (14件):
5H002AA04 ,  5H002AB01 ,  5H002AB07 ,  5H002AC06 ,  5H002AC08 ,  5H002AE08 ,  5H615AA01 ,  5H615BB01 ,  5H615BB05 ,  5H615PP02 ,  5H615PP06 ,  5H615PP07 ,  5H615SS03 ,  5H615SS05

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