特許
J-GLOBAL ID:200903092651688687

生体磁気計測装置の較正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-074415
公開番号(公開出願番号):特開平8-238225
出願日: 1995年03月06日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 マルチチャンネルSQUIDセンサを構成する各SQUIDセンサのの位置,方向および磁界/電圧変換係数を容易かつ正確に測定する。【構成】 予め知られた複数箇所の位置および方向に較正用コイル12を配置して順に既知電流を流すことによって磁場を生成し、その磁場を各SQUIDセンサ3で検出して、それぞれの測定電圧値を得た後、較正用コイル12を各箇所に同様に配置して同じ既知電流を流した場合に、各センサ3で検出されるべき各出力電圧(仮定電圧値)を、各センサ3の検出/補償コイル4,5の位置,方向および磁束/電圧変換係数からなる未知のパラメータ群を使って表し、前記仮定電圧値が前記測定電圧値に最も近い値になるように、前記未知のパラメータ群を最適化することにより、各センサ3の検出/補償コイル4,5の位置,方向および磁束/電圧変換係数を求める。
請求項(抜粋):
検出コイルと補償コイル、およびこれらコイルに接続されたSQUID素子で構成されたSQUIDセンサを3次元配置して冷媒容器内に収納したマルチチャンネルSQUIDセンサの各SQUIDセンサの検出/補償コイルの位置,方向および磁束/電圧変換係数を測定する、生体磁気計測装置の較正方法であって、(a)予め知られた複数箇所の位置に予め知られた方向に較正用コイルを配置し、各箇所で較正用コイルに既知電流を順に流して磁場を生成する過程と、(b)前記各箇所で較正用コイルによって生成された磁場を任意の位置にセットされた各SQUIDセンサで検出して、それぞれの測定電圧値を得る過程と、(c)前記較正用コイルを前記各箇所に同様に配置して同じ既知電流を流したと仮定した場合に、前記各SQUIDセンサで検出されるべき各出力電圧(仮定電圧値)を、前記各SQUIDセンサの検出/補償コイルの位置,方向および磁束/電圧変換係数からなる未知のパラメータ群を使って表し、前記仮定電圧値が前記測定電圧値に最も近い値になるように、前記未知のパラメータ群を最適化することにより、各SQUIDセンサの検出/補償コイルの位置,方向および磁束/電圧変換係数を求める過程と、を備えたことを特徴とする生体磁気計測装置の較正方法。

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