特許
J-GLOBAL ID:200903092657318857

音声ピツチ変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-265962
公開番号(公開出願番号):特開平5-108092
出願日: 1991年10月15日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】 音声のピッチ変換に伴う合成音声のパワー減衰を補正して、自然な合成音声の作成などに係わる音声応答システムの性能を向上させる。【構成】 予め算出された、ピッチ変換のそれぞれの変換率と合成音声のパワーの減衰量との相関関係を表すパワー減衰係数を保持するパワー減衰係数保持部と、このパワー減衰係数に基づき、音声波形の切り出しに用いる時間窓関数に乗じることにより、合成音声のパワーの減衰量を、入力音声のパワーに近似するパワー補正値を算出するパワー補正値算出部とを具備し、入力音声のピッチ変換時に、パワー補正値算出部で算出したパワー補正値を乗じた時間窓関数を用いる。
請求項(抜粋):
入力された音声波形のピーク位置を抽出するピーク抽出手段と、該ピーク抽出手段で抽出したピーク位置をもとに、生成した時間窓関数を用いて、上記入力された音声波形を切り出し、かつ、該切り出した波形を、目標とするピッチパターンに合わせて重ねる波形切り出し重ね合わせ手段とを有し、音声波形を直接操作して、合成音声の目標ピッチパターンへのピッチ変換を行なう音声ピッチ変換装置において、予め、上記ピッチ変換のそれぞれの変換率と、該それぞれの変換率における上記ピッチ変換に伴う合成音声のパワーの減衰量との相関関係から算出されたパワー減衰係数を保持するパワー減衰係数保持手段と、該パワー減衰係数保持手段に保持したパワー減衰係数に基づき、上記合成音声のパワーの減衰量を補正するパワー補正手段とを設けたことを特徴とする音声ピッチ変換装置。

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