特許
J-GLOBAL ID:200903092658434575

熱可塑性樹脂プレフォーム層中のガラス繊維の分散の品質を決定する方法およびそれにより特性決定されたプレフォーム層

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-515307
公開番号(公開出願番号):特表平8-505229
出願日: 1993年12月21日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】熱可塑性樹脂プレフォーム層中のガラス繊維の分散の品質を決定する方法は、プレフォーム層中のガラス繊維束の平均の特性長さをガラス繊維の分散を示す前もって決定した値と比較する。この方法により特徴づけられる熱可塑性樹脂プレフォーム層は、複数の離散熱可塑性繊維と均質に混合した複数の個々のガラス繊維およびある程度の未分散のガラス繊維束からなる。混合後、ガラス繊維束のあるものは破壊し、そして多少の残留ガラス繊維束が残る。許容できる分散を有するプレフォーム層は、約1.365mmより小さい平均見掛け長さを有する残留カラス繊維束を有する。
請求項(抜粋):
工程: (a)複数の離散熱可塑性繊維と均質に混合した複数の個々のガラス繊維およびある程度の未分散のガラス繊維束からなる熱可塑性樹脂プレフォーム層の試料の画像を発生させ、ここで前記画像は灰色レベルの強度の分布を有し、 (b)へり検出フィルターを適用して画像中のガラス繊維束のへりを増大し、 (c)平滑化フィルターを画像に適用して画像の灰色レベルの強度の分布の不規則の変動を減少させ、 (d)画像中の各線を灰色レベルの強度の分布の中のピークについて走査し、 (e)前もって決定した灰色レベルの強度でピークを標識化し、 (f)選択した限界の灰色レベルの強度を使用して画像を探索してガラス繊維束のへりを突き止め、ここで選択した強度は熱可塑性繊維の最大の灰色レベルの強度より大きくかつ標識化ピークの前もって決定した灰色レベルの強度より小さく、 (h)ガラス繊維束のへりをトレースし、 (i)ガラス繊維束の平均の特性値を計算し、そして (j)試料中のガラス繊維束の平均の特性値を熱可塑性樹脂プレフォーム層中のガラス繊維束の分散の品質を示す前もって決定した特性値と比較して、ガラス繊維の分散の品質を決定する、からなる、ガラス繊維がガラス繊維束として導入された、熱可塑性樹脂プレフォーム層中のガラス繊維の分散の品質を決定する方法。
IPC (5件):
G01N 21/89 ,  B29B 11/16 ,  G06T 7/00 ,  B29K105:06 ,  B29K309:08
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平2-051536
  • 特開昭59-086636
  • 特公昭50-037231
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