特許
J-GLOBAL ID:200903092660262480

油圧機械式の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-065080
公開番号(公開出願番号):特開平6-066115
出願日: 1993年03月24日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 カム軸を駆動する、クランクシヤフトによって駆動されるスプロケットに対して、該カム軸を相対的に回動させるための油圧機械式の制御装置において、構造を極めて単純にし、内燃機関に簡単に取り付けられるようにする。【構成】 カム軸10がねじ12によって結合されてる中心体11とスプロケット13の突出部16との間の中間環状室15に、リングとして形成された部分的に中空円筒状の連結部材14がスライド可能に配置される。この連結部材は中心体に設けられた、カム軸と同軸的の円筒状切欠き27に配置された内接歯車ポンプ28の吐出するエンジンオイルによって、圧縮ばね26に抗して移動させられる。この際、連結部材のはす歯18と20が突出部の内面のはす歯19と、中心体の外側のはす歯21と夫々噛み合っているので、スプロケットとカム軸との相対的回動が生ぜしめられる。内接歯車ポンプは電動式のリラクタンスモータ36により駆動される。
請求項(抜粋):
内燃機関のカム軸(10)を該カム軸の駆動車(13)に対して相対的に回動させるための油圧機械式の制御装置であって、圧力負荷された中空円筒状の連結部材(14)が設けられており、該連結部材が前記駆動車と中心体(11)との間で案内されていて、前記連結部材の外周面が、はす歯(18)を有しており、該はす歯(18)が前記駆動車の内周面に設けられた、対応するはす歯(19)と噛み合っており、前記連結部材(14)の内側に、はす歯(20)が配置されており、該はす歯(20)が前記中心体(11)の外周面に設けられた、対応するはす歯(21)と噛み合っており、前記連結部材の移動によって駆動車とカム軸との相対的な回動が生ぜしめられるようになっており、前記中心体にポンプ(28)が配置されており、該ポンプが前記連結部材の移動のために必要な圧力媒体を吐出するようになっている形式のものにおいて、前記ポンプ(28)がリラクタンスモータ(36)によって駆動されていることを特徴とする、油圧機械式の制御装置。
IPC (3件):
F01L 1/34 ,  F04C 2/10 341 ,  H02K 19/10
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特表平4-500299
  • 特表昭60-501703
  • 特開昭61-104175
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