特許
J-GLOBAL ID:200903092660410420

車両、特に自動車のガラスワイパー用のワイパーブレード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-513904
公開番号(公開出願番号):特表平11-514945
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】ワイパーブレードは支持フレームを備え、この支持フレームは1個の主湾曲部材と或る数の他の湾曲部材によって段滝状に形成されている。流れて来る走行風によって拭き取るべきガラスに対する拭き取りゴムの押圧力を高めるための風案内装置は、流れて来る走行風寄りの支持フレームの長手側に設けられている。ワイパーブレードの拭き取り特性を更に改善すべきであり、その際ワイパーブレードを簡単な構造および簡単な形状にすべきである。これに応じて、風案内装置(1)はその長手方向に対してほぼ横方向に複数の部分(1a,1b,1c)に分割され、この各々の部分(1a,1b,1c)は、支持フレーム(2)の主湾曲部材(3)または他の一つの湾曲部材に一体に製作されている。風案内装置(1)の部分(1a,1b,1c)の間の分離個所(9)において、当該の部分(1a,1b,1c)の端面は、できるだけ隙間のないように向き合っている。
請求項(抜粋):
ワイパーブレードが支持フレーム(2)を備え、この支持フレームが1個の主湾曲部材(3)と或る数の他の湾曲部材によって段滝状に形成され、この他の湾曲部材がその機能に応じて中間湾曲部材(4)または爪湾曲部材(5)と呼ばれ、 他の湾曲部材が互いに序列を有するので、主湾曲部材(3)の近くに配置された湾曲部材が主湾曲部材(3)から離して配置された湾曲部材の上位に置かれ、最も離れた下位の湾曲部材が爪湾曲部材(5)であり、 下位の湾曲部材がそれぞれ天秤のさおのように、支持フレーム(2)の長手方向に対して横方向に延びる軸線回りに揺動可能に上位の湾曲部材の一端に枢着され、それによって枢着個所(12)が形成され、 少なくとも枢着個所(12)において、主湾曲部材(3)と他の湾曲部材がU字状横断面を有するように形成され、この枢着個所(12)でそれぞれ上位の湾曲部材が下位の湾曲部材にかぶさり、 主湾曲部材(3)がその中央の範囲に、いわゆる取付けケース(14)を備え、この取付けケースが特に連結片(19)によって、ワイパーブレードをワイパーアーム(20)の自由端に揺動可能に連結するように形成され、 流れて来る走行風によって拭き取るべきガラスに対する拭き取りゴム(6)の押圧力を高めるための風案内装置(1)が支持フレーム(2)に連結され、風案内装置が走行風寄りの支持フレーム(2)の長手側に配置されている、 車両、特に自動車のガラスワイパー用のワイパーブレードにおいて、 風案内装置(1)がその長手方向に対してほぼ横方向に複数の部分(1a,1b,1c)に分割され、この部分(1a,1b,1c)の各々1個が、支持フレーム(2)の主湾曲部材(3)または他の一つの湾曲部材に一体に製作され、風案内装置(1)の分離個所(9)において、部分(1a,1b,1c)の互いに向き合う端面が、ガラスワイパーの運転時にできるだけ隙間のように向き合うよう、この端面の形状が互いに適合していることを特徴とするワイパーブレード。

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