特許
J-GLOBAL ID:200903092661080130

除湿ロータおよびその除湿ロータを備えたデシカント空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田 治親
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-080509
公開番号(公開出願番号):特開2007-253060
出願日: 2006年03月23日
公開日(公表日): 2007年10月04日
要約:
【課題】冷却能力に優れ、設備コスト廉価構造が簡易な除湿ロータを提供すること。 【解決手段】外周壁2と内周壁3の間に多数の隔壁4により互いに隔絶され、片側から反対側へ吹き抜ける空気通路Aが複数設けられてなる回転可能なドーナツ型円筒1を形成し、このドーナツ型円筒1を形成する外周壁および内周壁には多数の貫通孔2a、3aが穿設され、前記ドーナツ型円筒1の前記空気通路Aは回転軸に対して平行または同心円状に配列した隔壁4によって形成され、この隔壁4には複数の通気孔が穿ってあり、他方、前記空気通路Aと異なる方向に空気が通過するように前記ドーナツ型円筒の中心から外方に向かって多数配列した隔壁5によって空気通路Bを形成し、この空気通路Bは前記内周壁3の貫通3aに連通し、前記外周壁2の貫通孔2aから排出するように形成し、前記内周壁に内接して半周壁に多数の貫通孔6aを穿設し、片側側面が閉塞された固定部材6を配置してなる構成である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
外周壁と内周壁の間に多数の隔壁により互いに隔絶され、片側から反対側へ吹き抜ける空気通路Aが複数設けられてなる回転可能なドーナツ型円筒を形成し、このドーナツ型円筒を形成する外周壁および内周壁には多数の貫通孔が穿設され、 前記ドーナツ型円筒の前記空気通路Aは回転軸に対して平行または同心円状に配列した隔壁によって形成され、この隔壁には複数の通気孔が穿ってあり、 他方、前記空気通路Aと異なる方向に空気が通過するように前記ドーナツ型円筒の中心から外方に向かって平行または放射状に多数配列した隔壁によって空気通路Bを形成し、この空気通路Bは前記内周壁の貫通孔と前記外周壁の貫通孔とが連通してなり、 半円周壁に多数の貫通孔を穿設し、片側側面を閉塞してなる固定部材を前記ドーナツ型円筒の前記内周壁内に嵌合配設し、 前記ドーナツ型円筒の前記空気通路Aの吸気口から流入した空気は回転軸に平行に吹き抜け排気されるとともに前記内周壁の前記固定部材の側面開口部から流入した空気は、前記内周壁の半周壁の貫通孔から空気通路Bを経て外周壁の貫通孔から排出され、前記空気通路Aを通過する空気は前記吸気口の反対側に除湿され乾燥されて排気されることを特徴とする除湿ロータ。
IPC (2件):
B01D 53/26 ,  F24F 3/147
FI (2件):
B01D53/26 101B ,  F24F3/147
Fターム (8件):
3L053BC03 ,  4D052AA08 ,  4D052CB01 ,  4D052DA01 ,  4D052DA02 ,  4D052DA03 ,  4D052DB01 ,  4D052FA05
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 除湿空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-309611   出願人:株式会社荏原製作所

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