特許
J-GLOBAL ID:200903092666695540

無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-292226
公開番号(公開出願番号):特開平9-116474
出願日: 1995年10月13日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 可変情報符号化速度方式を用いる無線通信装置において、送信回路にカーテシアン型非線形歪み補償回路を用いた場合に、移相量の制御の問題を解決して、低歪化を実現する。【解決手段】 可変情報符号化速度方式において発生する信号バーストの立ち上がり時間中に送信ベースバンド信号と復調信号の位相差を測定する位相差測定手段33を設ける。位相差測定手段33によって得られた位相差信号により、送信ベースバンド信号と復調信号との位相差を調整する移相器31を制御する移相器制御手段32を設ける。前記信号バーストの立ち上がりを示す信号に基づいて、位相差測定手段33と移相器制御手段32を制御する信号を生成するタイミング調整手段34を設ける。
請求項(抜粋):
可変情報符号化速度方式によって情報源のデータ伝送速度に応じた信号バーストを発生する信号バースト発生手段と、前記信号バースト発生手段の出力信号から2チャンネルの送信ベースバンド信号を生成する手段と、前記2チャンネルの送信ベースバンド信号を直交変調する直交変調器と、前記直交変調器の出力を増幅する非線形電力増幅器と、前記非線形電力増幅器の出力信号を送信信号として出力すると共に、この送信信号の一部を取り出す方向性結合回路と、前記方向性結合回路からの前記送信信号の一部を復調する直交復調器と、前記直交復調器からの復調信号を負帰還信号として、前記送信ベースバンド信号から減算する手段と、前記信号バーストの立ち上がり時間中に前記送信ベースバンド信号と前記復調信号の位相差を測定する位相差測定手段と、前記位相差測定手段によって得られた位相差信号により、前記送信ベースバンド信号と前記復調信号との位相差を調整する移相器を制御する移相器制御手段と、前記信号バースト発生手段からの信号バーストの立ち上がりを示す信号に基づいて、前記位相差測定手段と前記移相器制御手段を制御する信号を生成するタイミング調整手段とを備え、前記非線形電力増幅器で生じる非線形歪みを低下させた信号を前記送信信号とするようにしたことを特徴とする無線通信装置。
IPC (4件):
H04B 7/005 ,  H04B 7/00 ,  H04J 11/00 ,  H04L 27/36
FI (4件):
H04B 7/005 ,  H04B 7/00 ,  H04J 11/00 A ,  H04L 27/00 F

前のページに戻る