特許

J-GLOBAL ID：200903092667025041

波形保持器

発明者： 白木 利彦 ,  百々路 博文
出願人/特許権者： 光洋精工株式会社
代理人 (1件)： 岡田 和秀
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-096214
公開番号（公開出願番号）：特開平7-301242
出願日： 1994年05月10日
公開日（公表日）： 1995年11月14日
要約：

【要約】【目的】 リベット結合の波形保持器の利点を生かしながら、実施の容易な手段により、ポケット部での潤滑を良好にすること。【構成】 波形の2枚のリング板1A、1Bが互いに重合され、リング板1A、1Bの間には円周数個所に玉2を収容するポケット部3が形成されるとともに、重合部4がリベット5により結合されている玉軸受の波形保持器において、重合部4でリベット孔6の近傍にのみ他のリング板1B(1A)との当接部7が膨出形成され、この当接部7からポケット部3に至る部分は互いに離間してその間に潤滑剤保持用の間隙8が形成されている。

請求項（抜粋）：

それぞれ波形に形成された2枚のリング板が互いに重合され、これらリング板の間には円周数個所に玉を収容するポケット部が形成されるとともに、リング板どうしの重合部がリベットにより結合されている玉軸受の波形保持器において、リング板どうしの重合部でリベット孔の近傍にのみ他のリング板との当接部が膨出形成され、この当接部からポケット部に至る部分は互いに離間してその間に潤滑剤保持用の間隙が形成されている、ことを特徴とする波形保持器。