特許

J-GLOBAL ID：200903092668176728

架橋型熱可塑性エラストマー組成物およびその製造方法

発明者： 石垣 聡 ,  鈴木 穣 ,  稲沢 伸太郎
出願人/特許権者： 昭和電工株式会社
代理人 (1件)： 矢口 平
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-015415
公開番号（公開出願番号）：特開平8-208903
出願日： 1995年02月01日
公開日（公表日）： 1996年08月13日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 有機過酸化物のような架橋剤を使用しない安価で、耐熱性、機械的強度に優れた架橋型熱可塑性エラストマー組成物およびその製造方法の提供。【構成】 成分A)GPCによる分子量分布Mw/Mnが4.0以下であって、ポリプロピレン系樹脂65〜95重量部、および成分B)部分架橋オレフィン系共重合体エラストマー35〜5重量部からなる組成物であり、沸騰o-キシレンに不溶な成分の割合Xと成分B)の含有割合WB が以下の式(重量%)X≧0.1×WBを満たす架橋型熱可塑性エラストマー組成物。またこの組成物を製造するにあたって(a)シクロペンタジエニル骨格を少なくとも1個有するIVA〜VIA遷移金属化合物および(b)アルミノキサン類または非配位性アニオン含有化合物からなる触媒により成分A)を製造した後、成分A)の存在下、新たに触媒を添加することなしに非共役ポリエンとα-オレフィンとを共重合することにより成分B)を製造する製造方法。

請求項（抜粋）：

成分A)ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる分子量分布Mw/Mnが4.0以下であって、20重量%以下のエチレンおよび/またはα-オレフィンが共重合されていても良いポリプロピレン系樹脂20重量部以上65重量部未満、および成分B)部分架橋オレフィン系共重合体エラストマー35重量部を超え80重量部以下からなる組成物であって、該組成物中において、沸騰o-キシレンに不溶な成分の割合Xと成分B)の含有割合WB が以下の式(X、WB はいずれも重量%)X≧0.1×WBを満たすことを特徴とする架橋型熱可塑性エラストマー組成物。

IPC (3件)：

C08L 23/10 LCD ,  C08F210/00 MSU ,  C08L 23/16 LCY