特許
J-GLOBAL ID:200903092669020772

クランクシャフト

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-316016
公開番号(公開出願番号):特開2002-122126
出願日: 2000年10月17日
公開日(公表日): 2002年04月26日
要約:
【要約】【課題】結合端部に生じる疲労破壊、及び、クランクピン及びジャーナル部における焼け付きを防止することができるクランクシャフトを提供する。【解決手段】クランクピン2とアーム部3の結合端部に形成されたフィレット部7の曲率半径は、前記ジャーナル部4の軸心側が大きくなっていると共に、前記ジャーナル部4と前記アーム部3との結合端部に形成されたフィレット部7の曲率半径は、前記クランクピン2に近い側が大きくなっている。よって、部分B及び部分Cで発生する強い引張り力は、比較的大きい曲率半径のフィレット部7によって緩和され、疲労破壊が生じるのを防止することができる。又、クランクピンの面A付近は、コンロッド5によって強く押圧されるが、その箇所では、クランクピン2とベアリング6との接触面積が広いので、焼け付きが生じるのを防止することができる。
請求項(抜粋):
支持部に支持され、ピストンの動力が伝達部材によって伝達されて回転運動を行うと共に、クランクピンとアーム部の結合端部、あるいはジャーナル部とアーム部の結合端部に、フィレット部が形成されたクランクシャフトにおいて、前記フィレット部の内少なくとも一つのフィレット部では、前記伝達部材から伝達される力によって生じる引張り力の最も強い部分の曲率半径が、大きいことを特徴とするクランクシャフト。
Fターム (3件):
3J033AA02 ,  3J033BA01 ,  3J033BB01

前のページに戻る