特許
J-GLOBAL ID:200903092672895038

周波数変調レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-006887
公開番号(公開出願番号):特開平6-214017
出願日: 1993年01月19日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 レーダビーム内に静止物体、移動物体を含む複数の反射物体が存在する場合にも、移動物体のみを抽出し、この移動物体間での距離及び相対速度を正確に検出する。【構成】 被検出物体からの反射波は受信アンテナ20で受信され、ミキサ22に供給される。ミキサ22では受信信号とサーキュレータ16からの送信信号の一部が差分演算により結合され、ビート信号が生成される。ミキサ22からのビート信号は増幅器24で増幅され、フィルタ26を介してFFT信号処理器28に供給される。FFT信号処理器28ではビート信号の周波数上昇部及び周波数下降部それぞれをFFT処理する。ターゲット認識器30では上昇部と下降部のパワースペクトラムの差分演算を行うことにより移動物体のみのピークを検出し、移動物体までの距離及び相対速度を算出する。
請求項(抜粋):
時間とともに周波数が上昇する周波数上昇部分及び時間とともに周波数が下降する周波数下降部分を有する周波数変調された搬送波の送受信を行ない、そのビート信号の周波数上昇部分の周波数及び周波数下降部分の周波数から物体を捕捉する周波数変調レーダ装置において、前記ビート信号の周波数上昇部分及び周波数下降部分をそれぞれスペクトル分析するスペクトル分析手段と、高速フーリエ変換処理された周波数上昇部分のパワースペクトラムと周波数下降部分のパワースペクトラムの差分を算出する差分算出手段と、前記差分算出手段から出力される差分信号から移動物体までの距離及び相対速度を演算する演算手段と、を有することを特徴とする周波数変調レーダ装置。
IPC (3件):
G01S 13/60 ,  G01S 13/34 ,  G08B 13/16
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-343084

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