特許
J-GLOBAL ID:200903092681507482
球状黒鉛鋳鉄組織の制御方法及びこの制御方法に用いる鋳型
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
奥山 尚一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-240087
公開番号(公開出願番号):特開2003-053516
出願日: 2001年08月08日
公開日(公表日): 2003年02月26日
要約:
【要約】【課題】 表層部は黒鉛粒数が多くフェライト率が大きい組織とし、内部は黒鉛粒数が比較的少なくパーライト率が大きい組織とする球状黒鉛鋳鉄組織の制御方法及び該制御方法に用いる鋳型を提供する。【解決手段】 鋳物製品の形状に形成された空隙5を有する砂型9と、該砂型9に配設され、前記空隙5に溶湯を供給する湯口13,3,15と、前記空隙5に充填した溶湯を冷却して鋳物製品を作製する場合に、前記空隙5の徐冷部11の冷却速度を小さくする徐冷湯7とを備えた鋳型において、前記徐冷湯7を、砂型9を介して前記徐冷部11の近傍に配設した鋳型1である。
請求項(抜粋):
砂型中に形成された鋳物製品用空隙に溶湯を充填するステップと、この充填した溶湯を共晶温度まで冷却して固相を析出させる第1の冷却を行うステップと、前記固相を共晶温度から共析温度まで冷却する第2の冷却を行うステップとを含み、これらの第1及び第2の冷却の少なくともいずれかの冷却速度を変えることにより、鋳物製品中の組織を制御する球状黒鉛鋳鉄組織の制御方法であって、徐冷湯を用いて、前記鋳物製品の表層部における第2の冷却の速度、内部における第1の冷却の速度を小さくすることにより、前記表層部の黒鉛粒数とフェライト率を内部よりも大きくすると共に、前記内部のパーライト率を表層部よりも大きくしたことを特徴とする球状黒鉛鋳鉄組織の制御方法。
IPC (7件):
B22D 27/20
, B22C 9/00
, B22C 9/08
, B22C 9/22
, B22D 15/00
, B22D 27/04
, C21C 1/10
FI (8件):
B22D 27/20 C
, B22C 9/00 A
, B22C 9/08 H
, B22C 9/08 Z
, B22C 9/22 Z
, B22D 15/00 B
, B22D 27/04 G
, C21C 1/10 B
Fターム (5件):
4E093KA05
, 4E093PA10
, 4E093PB01
, 4E093TA10
, 4K014BA03
引用特許:
審査官引用 (6件)
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特開昭54-005822
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特開平1-107957
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球状黒鉛鋳鉄鋳物の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-092963
出願人:株式会社リケン
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