特許
J-GLOBAL ID:200903092681773514

分散処理システムおよび分散処理システムの構成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-344787
公開番号(公開出願番号):特開平6-195320
出願日: 1992年12月24日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 システム全体を統合的に制御および管理するシステム制御機能を備えることなく、障害発生時にシステム内の残存する構成要素で最適なシステムを再構成することが可能な分散処理システムを提供することである。【構成】 各コンピュータCijは、障害監視部20aおよびシステム再構成部20bを含む。障害監視部20aは、当該コンピュータCijに関する稼働状況情報を他のコンピュータに送信し、かつ他のコンピュータから与えられる稼働状況情報を受信し、その稼働状況情報に基づいて障害発生を検知する。システム再構成部20bは、当該処理要素内の他方のコンピュータに関する障害が発生した場合に、制御データを用いて他のコンピュータに問合せを行ない、最適なシステム構成を決定する。
請求項(抜粋):
所定の業務を分散処理する分散処理システムであって、各々が選択的に現用系および予備系として稼働して割当てられた業務処理を行なう複数の処理装置をそれぞれ含む複数の処理手段と、各々が選択的に現用系および予備系に切換えられ、前記複数の処理手段に含まれる複数の処理装置を互いに結合する複数の結合装置を含む結合手段とを備え、各処理手段に含まれる前記複数の処理装置の各々は、当該処理装置に関する稼働情報を当該処理手段内の他の処理装置および他の処理手段内の複数の処理装置に前記複数の結合装置を介して送信し、かつ当該処理手段内の他の処理装置および他の処理手段内の複数の処理装置から前記複数の結合装置を介して与えられる稼働情報を受信し、その稼働情報に基づいて障害発生を検知する障害監視手段と、当該処理手段内の他の処理装置に関する障害が発生した場合に、当該処理手段内の正常な処理装置および正常な結合装置を用いて当該処理手段が業務処理を最適に継続し得る暫定的なシステム構成を作成し、他の処理手段に前記暫定的なシステム構成により業務処理の継続が可能か否かを問合わせ、前記暫定的なシステム構成により業務処理の継続が可能な場合には、前記暫定的なシステム構成を最終的なシステム構成として決定し、前記暫定的なシステム構成により業務処理の継続が不可能な場合には、業務処理の継続が可能となるように前記暫定的なシステム構成を修正し、その修正されたシステム構成を最終的なシステム構成として決定し、前記最終的なシステム構成に基づいて関連する処理装置に現用系および予備系の切換指示を与える再構成手段とを含む、分散処理システム。
IPC (2件):
G06F 15/16 470 ,  G06F 13/00 353
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-049556
  • 特開平4-007645
  • 特開昭59-148968
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