特許
J-GLOBAL ID:200903092683246120

空冷構造を有する電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-208838
公開番号(公開出願番号):特開平11-053061
出願日: 1997年08月04日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 冷却ファンやヒートシンクの大きさを変える事なく簡易な方法で空冷効果を高めることのできる空冷構造を有する電子機器を提供することを目的とする。【解決手段】 冷却ファン1は電子機器筐体3の外部から吸入孔3bを通して取り入れた空気をリブ3a、板材4、機能ユニット部品であるハードディスクドライブ5、CD-ROMドライブ6、電池7、電子機器筐体3の天井面及び回路基板2等により形成された空間を風の流路として吸入し、ヒートシンクを空冷した後、温風となった空気を排出孔3cから排出する。さらに、この空間内にある風の流れを遮断する体積のあるフィルターチョークや電解コンデンサ等の電子部品8、9については、風の流れる方向に沿って並べ、また、形状の向きを、風の流動抵抗を小さくする方向に整えることにより、流入風速を最大限にする。
請求項(抜粋):
発熱部品に近接して設けられ電子機器内部の空気を吸入排出することにより前記発熱部品を冷却する冷却ファンと、前記冷却ファンに通ずる、筐体の側壁、リブ、構造材、構成部品等で仕切られた空間を前記冷却ファンに向かう空気の流路とするとともに、前記空間内に配置された印刷配線基板上に実装された複数の電子部品を空気の流れに抵抗の少ない方向に配列、または電子部品単体の形状の向きを空気の流れに抵抗の少ない方向に整えたことを特徴とする空冷構造を有する電子機器。

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