特許
J-GLOBAL ID:200903092683787130
リンパ球走化性誘引物質に基づくアッセイおよび治療方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-520322
公開番号(公開出願番号):特表平8-507860
出願日: 1994年03月11日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】本発明はリンパ球走化性のための新規なアッセイに関する。このアッセイは微孔質フィルター上で培養された内皮細胞を用いる経内皮アッセイ(transendothelial assay)である。フィルターを通り抜けて想定上の走化性誘引物質の方へ向かうリンパ球の移動が測定される。アッセイを実施するための装置も提供される。本発明の装置および方法は、内皮を通り抜けるリンパ球の接着受容体媒介移動(血管外遊出)の阻止物質(例:拮抗物質)または促進物質(例:走化性誘引物質)の同定に用いられる。このような阻止物質および促進物質は炎症反応をそれぞれ阻止および促進し、それ故に治療上有用である。かかる阻止物質および促進物質は、本発明のアッセイでリンパ球の走化性をそれぞれ阻止または促進するその能力を検出することにより同定される。本発明のアッセイはまた、リンパ球走化性の欠損に関連する疾患または障害を検出するための診断用途を有する。特定の態様において、本発明はLCAと命名した新規なリンパ球走化性誘引物質を提供し、この物質は新規にプロセシングされたアミノ末端を有するMCP-1の変異型である。LCAの誘導体および類似体、ならびにこれらに対する抗体および抗体フラグメントも提供される。さらに、本発明は治療用途およびそのための組成物に関する。
請求項(抜粋):
リンパ球が、(a)既知のまたは想定上のリンパ球走化性誘引物質の高レベルの方へ向かい、かつ(b)フィルターの第1面から反対側の該フィルターの第2面へ向かう方向性で、該フィルターを通って移動するのを検出または測定することを含んでなるリンパ球走化性の検出または測定方法であって、該フィルターがその第1面上に内皮細胞の単層を有する微孔質フィルターであることを特徴とする、上記の方法。
IPC (6件):
G01N 33/50
, A61K 38/00 ABA
, A61K 38/00 ABE
, A61K 38/00 ADU
, C07K 14/52 ZNA
, A61K 39/395
FI (3件):
A61K 37/02 ABA
, A61K 37/02 ABE
, A61K 37/02 ADU
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