特許
J-GLOBAL ID:200903092688116802
磁気共鳴装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-279195
公開番号(公開出願番号):特開2001-104286
出願日: 2000年09月14日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 漏れRF電流が磁気共鳴装置の同軸RFケーブルのシールド導体上を流れることを阻止する多チャンネル平衡/非平衡(balun)回路を提供する。【解決手段】 この平衡/非平衡回路はシールドされた伝送ケーブル(L10、L12、L14、L16、L18、L20)が外部RFフイールドにより誘導された電圧を打消すように交互に異なる方向に巻かれた偶数のらせんコイルの平行な組合せを有する。1つのキャパシター(C10、C16、C18)がらせんコイルの各対と対称的に平行に接続され、調整キャパシター(C12、C22)が必要に応じて平衡/非平衡回路を再調整するためにコイルプラグ(86、90)に固定される。多チャンネル平衡/非平衡回路(70、72)が偶数又は奇数のチャンネルを持った磁気共鳴装置を遮蔽無しに調整できる。好ましくは、平衡/非平衡回路(70、72)がコンパクトで空間効率的な近接充填関係でもって単一の回路基板上に構成されて、且つ送信フイールドから良好な分離を手依拠する。
請求項(抜粋):
磁気共鳴装置において、検査領域(14)中に主磁場を発生する主磁石(12)と、検査領域(14)の近くに配置された少なくとも1つのRFコイル集合体(26、34)と、検査領域(14)内のRF送信フイールド中の磁気共鳴双極子を励起するためにRFコイル集合体(26、34)を駆動する無線周波数送信機(24)と、シールドされた伝送ケーブル(60)により少なくとも1つのRFコイル集合体(26、34)に接続されて磁気共鳴信号を受信して復調する多チャンネル受信機(38)と、シールドされた伝送ケーブルと接続されて雑音及び漏れ誘導RF電流が受信機(38)に入ることを阻止するための多チャンネル平衡/非平衡回路(70、72)とを有し、多チャンネル平衡/非平衡回路(70、72)が、シールドされた伝送ケーブルが巻かれた少なくとも2つのらせんコイル(L10、L12、L14、L16、L18、L20)の平行な組合せと、前記らせんコイルが反対方向に巻かれていて、前記らせんコイルと平行に接続された少なくとも1つのキャパシタ(C10、C16、C18)と、を有することを特徴とする磁気共鳴装置。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B 5/05 350
, G01N 24/04 530 Y
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